たとえ正しくなくても、応援されなくても
どれだけ自分の心を満たすことができても
やっぱり誰かに必要とされることや
認めてもらえることは嬉しいことだと思う。
人間だから、そういうものなのかなって
思った方が気が楽だったりする。
誰かの評価に依存せず、
自分の未来を選択できるようになった今は
すごく生きやすいけど
たまに、胸がキュッと小さくなるように
苦しくなる時がある。
それは、今までとは少し違う
新しい道を選択しようとする時
今まで応援してくれたいろんな人の顔が
頭に浮かんで
その人たちはどう思うだろうかと
考える。
自分が選んだことなら
もちろんそれが正解だということは
分かっているんだけど。
わたしのことを応援してくれた人たちは
わたしのなかで特別な存在。
勇気が出ない時、
背中を押してくれた人たちだから
期待にも応えたいと思っていたし
恩返しをしたいとも思った。
わたしの中ではきっと、
応援してもらえたことが
小さな成功体験のようになっていて
いつしか、
頑張っていないと応援されない、
応援されないと価値がない、と
そんなふうに感じるようになった。
そうすると、
今まで応援してもらった自分の誇りを
どんどん手放せなくなって
新しいことに踏み出したり
方向を変えることが怖くなった。
たくさん努力をして
失敗をして、それでも応援してくれる人がいて
そうやってわたしはきっと
少しずつ自分の承認欲求を埋めてきたのだと思う。
自分のことを認めることができたのも
あの時のわたしが
頑張っていたからなのかもしれない。
きっと血が滲むような努力を
評価してもらえたり
認めてもらえたり
応援してもらえた人はきっと
それが自分の糧となって
正解となって、軸になって
その場所から抜け出すことができない
経験をしているんじゃないかな。
少なくともわたしはそんな気がして。
でもやっぱり、
自分の世界をそんな小さな殻に
閉じ込めていたくない。
心に正直に
やりたいことを全部試してみたい。
たとえそれが誰かにとって
正しくない選択でも
応援されないようなことでも。
それに、
応援されないと価値がない人生なんて
勝手にわたしが作り上げた妄想でしかない。
まだまだこれから
やりたいことはたくさんある。
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