大切なことは心の奥にしまって
人はやっぱり一人だなぁと思う瞬間があります。
それは自分の本質的な部分を、身近な人に理解してもらえなかった時です。
私の場合、自分の感情や自分を苦しめる物事、例えば愛や自由、孤独について深く考えることがあります。その答えを自分なりに見出していくことが、生きやすさに繋がると思っているからです。
ですがそんな話をすると、「考えすぎ」「そんなに考えても意味がない」「考えなくてもいいことを考えてもネガティブになるだけ」と言われることも多いです。
その度にわたしは「あぁ、話さなければ良かったな。人に話すような内容ではなかったんだ。」と後悔をします。
少し寂しくやるせない気持ちです。
特に身近な人や大切な人にそう言われると、すごく孤独な感じがします。
この内省する癖は、どうもネガティブな印象に捉えられやすく「なにをそんなに考える意味があるんだ」と思わせてしまうのかもしれません。わたしにとってはすごくポジティブなことでも。
やっぱり自分の中にある考えを意味がないと言われてしまうのは悲しいです。
ですが考えてみれば、そもそも自分の考えについて「理解してほしい」と思うから、こんな風に落ち込んでしまうのではないかとも思いました。
そう思うと、身近な人だから、大切な人だからといってすべてを理解してもらう必要はないのかもしれないと思えてきます。
すべてを話す必要もなく、心の中にしまっておくこともできるんだと。
そうすることで自分の大切な生き方を守っていられるような気がします。
自分のことは、自分が理解していれば大丈夫。
そう思うと心が軽くなって、このままでいいんだと改めて思うことができました。
人は常に一人で生きていると思います。完全に誰かを理解することもできないし、理解してもらうこともできない。
だからといって心を閉ざすのではなく、考えないようにするのではなく、向き合いながら自分なりの生きやすさを見つけていこうと思いました。
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