見出し画像

Flipper's Guitar 「Camera Talk」 (1990)

昨日は名門ゴルフコースに参戦。メンバー同伴しかラウンド出来ないようなところですが、有無を言わさずBackTeeからプレー(苦笑)。距離も6904Yと長い長い…。でも素晴らしいコースでした(以下に写真をアップしますが、これでどこのコースが分かる方は相当なゴルフ好きですね)。

画像1

さて、この素晴らしいコースのドライブのお供がフリッパーズ・ギターでした。小沢健二小山田圭吾のユニットとして知られてますが、もとは5人組だったんですよね。ちなみに5人組としてデビューしたフリッパーズのファーストは「Three Cheers For Our Side」というアルバムで、今回ご紹介するアルバムはセカンドです。

画像2

このセカンド、超有名曲①「Young、Alive、In Love(恋とマシンガン)」がTVドラマ「予備校ブギ」の主題歌に起用されたこともあり、当時結構ヒットしました。もちろん私はこのドラマをリアルタイムに見ており、ご他聞に漏れず、私もこのドラマからフリッパーズを知ったのでした。
歌は下手でも、J-POPらしからぬネオアコの香り漂う洋楽ポップス風な、とてもセンスを感じさせるアルバムです。

でも私的には本作で一番大好きな楽曲はこの曲ではなく、やっぱり②「Camera! Camera! Camera!」なんです。
この曲も①に続いてシングルカットされましたが、アルバムバージョンは一言でいえば、スピード感溢れるキュートなポップス…といったところでしょうか。ビートを強調したアレンジもGood!
ちなみにシングルバージョンはよりギタービートを効かせたアレンジです。イントロなんかギターキッズバンドっぽい。なんだか普通の曲になっちゃってます。この曲はやっぱりアルバムバージョンがいいかな。

あ、もちろん①「Young、Alive、In Love(恋とマシンガン)」もアップしておきます!
このPVも大好きでした。それからこの曲のちょっとジャージーなアレンジとスキャットも秀逸。当時、なんて斬新な曲だ、と思ったものです。あ、イントロはもちろん映画「黄金の7人」をモチーフとしたものです。
本作①②だけでも小山田&オザケンのセンスに脱帽。本作が超名盤であることが理解できると思います。

⑤「Haircut 100 ~ バスルームで髪を切る100の方法」も良かったな~。
渋谷系、ソフトロック系の極みとでもいいましょうか。日本のポップスもここまでやれるんですよね(といっても洋楽の影響プンプンですが)。あ、ヘアカット100といえば、ニック・ヘイワード率いるバンドでしたね。ここにもキュートな洋楽ポップスの影響が見て取れます。当時のネオアコの香りがいいですね。

ちょっとファンクな、といってもこのヴォーカルではファンクにならず、やっぱり軽いポップスに聞こえてしまう⑦「Big Bad Bingo」なんかもいいです。

ネオアコの極み…、⑪「3 a.m. op ~ 午前3時のオプ」。

フリッパーズ解散後のオザケンも大好きでした。なかでも「ぼくらが旅に出る理由」、良かったなあ。元ネタ(ポール・サイモン)なんて関係ない。やっぱりオザケンワールドですよ、コレは。

ちなみにオザケンが2013年に「いいとも」に出演した際のアコギで歌ったメドレーのトップも「ぼくらが旅に出る理由」でした。今となってはこちらも懐かしい映像です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?