キャンディーズ「悲しき慕情(Breaking Up is Hard to Do)」(1977)
「悲しき慕情」、言わずと知れたニール・セダカの1962年の大ヒット曲ですね。ポップス好きな私にとって、気分をワクワクさせるような曲なんです。
そしてこちらはニールがスローバージョンとしてアレンジしたもの。出だしこそ1962年バージョンですが、ジャージーなスローバラードに変わります。こちらもあまりにも素晴らしい。
そしてこの名曲をキャンディーズがカバーしていることをご存じでしょうか。1977年発表のキャンディーズ8枚目のアルバム「キャンディーズ1+1⁄2〜やさしい悪魔〜」にてカバーしております。裏ジャケ、3人が実にキュートですよね。
このアルバム、B面には洋楽カバー6曲が収録されてます。
HERE, THERE AND EVERYWHERE
BREAKING UP IS HARD TO DO
JOLENE
LOVE IS BLIND
TAKE ME HOME, COUNTRY ROAD
個人的にはこのニールセダカのカバーがキャンディーズにピッタリ。そもそもこの曲、愛らしいメロディとスキャットが私のお気に入りなんですが、それをあのキャンディーズがカバーしていたんですよね。しかもそのカバーが秀逸!!!
何がって、その歌唱力と英語の発音。これはメンバーの中では一番地味だったミキちゃんが歌っているもので、とても素晴らしいのです。私の中ではミキちゃんの存在って影の薄いものだったのですが、これを聴いて、それがまったくの間違いだったことに気付かされました。
ミキちゃんはカトリックの家に生まれたこともあり、かなり洋楽好きだったようですね。またキャンディーズは多数の洋楽カバーを残しております。また機会があればご紹介したいなあと思ってます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?