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音楽の杜がおススメする邦楽

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人生の大半を音楽に注いできた「音楽の杜」がおススメする邦楽アルバム集
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2021年3月の記事一覧

オー・シャンゼリゼのあれこれ(1971)

奇妙礼太郎の「オー・シャンゼリゼ」が大好きです。この曲、2013年にスズキのショコラって車のCMに使われたので、ご記憶ある方も多いかもしれませんね。 このコロナ禍、こんな曲が心を癒してくれます。今は解散しちゃいましたが、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の圧倒的なライヴ…、こんなライヴ、楽しいだろうなあ(歌い直しているのは「苗場」って歌いたかったからですね)。早くこんなライヴがまた行える日が来ますように。 でも恐らく50代以上の方にとっては「オー・シャンゼリゼ」といえば、ダニ

尾崎亜美 「マイ・ピュア・レディ」 (1977)

私が毎週楽しみにしている音楽ラジオ番組って、いくつかあるのですが、その中でも日曜日PM8時からのクリス松村「いい音楽あります。」は、実に良質な音楽番組で、かつシブい選曲がマニア心をくすぐります。尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」は、この番組で以前オンエアされて改めてスゴイ曲だと認識された1曲。もちろん曲名くらいは知っていたのですが、じっくり聴いたことがなく、改めて歌詞もメロディもアレンジも秀逸な1曲だと思った次第。 この曲、もちろん作詞作曲は尾崎亜美、但し編曲は松任谷正隆氏

大貫妙子「SUNSHOWER」(1977)

山下達郎さんと組んでいたシュガーベイブはポップスの名盤ですが、こちらは大貫妙子さんがバンド解散後、ソロとなって2枚目のアルバム。最近では海外でも70年代の日本のシティ・ミュージックが注目を集めてますが、以前記事にした松原みきさんと共に本作はその最右翼的存在の1枚。 当時はフュージョン・サウンドは、クロスオーバー・ミュージックって言い方をしていたらしいのですが、その代表格のバンドがStuff。当時のプロデューサーの国吉静治さんが述懐してましたが、レコーディング・スタッフで見に

竹内まりや「Miss M」(1980)

TOTO系アーチストとのコラボ、意外と知られていない竹内まりやのAORアルバム AOR好きな方のブログには本作品はだいたい紹介されてますね。私も竹内まりやのアルバムは全て大好きで、ムーンレーベル時代の「VARIETY」や「REQUEST」は本当によく聴きました。でも今もよく聴き返すのはやっぱり本作…。 デヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドンといったらAORの中心人物。そのデヴィッドとジェイ、TOTOの面々とタッグを組んだ竹内まりやの4枚目のアルバム。本作はAサイド(①~

森高千里の魅力…

私が森高を意識したのは、南沙織のカバー曲「17才」がヒットした頃。平成元年、1989年頃でしょうか。 そのダンスビートは私の苦手なジャンルで、あまりいい印象はなかったのですが、ちょうどその頃、彼女の「道」という曲が確かグリコ・ポッキーのCMに使われだして、その曲が私のストライクゾーンだった訳で・・・。 バブルの香り漂う容姿も懐かしい。う~ん、今、聴いてもイイ曲です(作詞は彼女自身)。 当時の彼女はミニスカートにコスプレを想起させるコスチュームで、人気を博してました。ただ根っ

平松愛里「美し都」(1995)

東日本大震災から10年経つんですね。当時は名古屋に単身赴任しておりましたが、名古屋でも震度3~4の揺れを感じました。てっきり関東圏での大地震かと思い、千葉の自宅に電話するものの、確か4,5時間くらい電話が繋がらなかった記憶があります。 私自身は阪神・淡路大震災を経験しております。 1995年1月17日、私は休暇を取り、千葉の自宅に居りました。そして何も知らずに早朝、車で西宮の独身寮へ向かいました。異変に気付いたのは名古屋辺りを過ぎた頃・・・。 しかし今更引き返すことも出来

大滝詠一 「NIAGARA CONCERT '83」 (2019)

大滝さんが1981年3月21日に発表したアルバム『A LONG VACATION』の発売40周年記念アイテム『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition』が2021年3月21日 にリリースされました。そして同時にナイアガラレーベル時代の全177曲がサブスク解禁となりました。 よく解禁になったなあと思いますね。そして今から2年前の同じく3月21日。こちらも当時驚いたのが、大滝先生のライブアルバム「NIAGARA CONCERT '83」の