健やかに生きようと思う
おはようございます、ゆのまると申します。
昨日は、祖母の告別式でした。
あれ?と思われた方、そうです。先月の始めに祖父の葬儀の話を書いたばかりなのですが、続けて祖母まで、お空に行ってしまいました。
祖母は94歳。祖父のお通夜には車椅子で参列し、会葬者の方ともお話しができていました。ほとんど寝たきりだったものの頭はしっかりしていて、「またお盆に来るね」と手を握ってお別れしたのが最後でした。
叔父と二人暮らしでしたが、叔父が仕事の間は家に一人でいることもあり、ショートステイなども利用していましたが、やはり母たちの不安な気持ちは計り知れません。祖父の四十九日が過ぎる前に、また二人一緒になれたこと。それは本当に救いだったと思います。
祖父母は結婚して70年近くになるそうです。もちろん、悲しみやショックはとても大きいのですが、それ以上に「長年連れ添った夫婦の絆」を目の当たりにして、驚きや尊敬の気持ちの方が多く湧き上がってきました。支え合ってきた夫婦って本当にすごい。
しかし、冠婚葬祭の場に臨むと頭をよぎるのが、「子供どうしよう」問題。
このご時世で、今後は親戚やご近所さんと顔を合わせる機会も減っていくのかもしれませんが、そうした場での話題の中心はどうしても子や孫のことになりがち。特に祖父母は、私のことを本当にかわいがってくれて、お友達に私の近況をよく話していたそうです。ほとんど話したこともないおじさんやおばさんから、「いつも○○ちゃんのこと聞いてたよ」「赤ちゃんも楽しみね」と言われると、様々なことを考えてしまいます。
普段はこうして夫婦二人、好き勝手やっていますが、今後もこのままでいいのか。少なくとも1、2年は「この状況なので……」と言ってしのげそうですが、タイムリミットはそう遠くない未来にやってきます。
「親や周りの人に喜んでもらいたいから」という理由だけでできるほど子育ては甘くないでしょうし、かといっていくらドライな人間といっても、周囲の純粋な期待に応えずに胸が痛まないほどでもありません。あまりのんびりもしていられない現状ですが、きっとどちらを選んでも、充足感も後悔もあるでしょう。あくまで自分の人生、胸を張って生きられる道を選んでいきたいと思います。嗚呼、人生に複数のセーブデータがあればな。
一夜明け、疲れた体を引きずって仕事に行った夫や母たちには申し訳ないですが、今日は礼服を干したり洗濯物を片付けたりして、少しづつ日常に戻していこうと思います。皆さまも、熱中症には気を付けてお過ごしくださいね。ではまた。
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