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感動したゲーム

こんにちは、ゆのまると申します。

昨日夫と話している時に、「ゲームで感動した瞬間ってある?」という話題になりました。

主に任天堂のゲームで育ってきた私達。あれやこれやと話すうちにも、脳内にはその時の場面やそれにより生じた感情が鮮やかに蘇りました。

長い冒険の果てに迎えるエンディングはもちろんのこと、ゲーム序盤のワクワク感も感動と呼んでいいでしょう。ブレワイやディスカバリーのオープニングは、本当に素晴らしいものでした。

これ全部行けるって……マジ?
トレーラーもだけど、ディスカバリーのオープニングは本当にワクワクします

ということで今回は、私の決して多くないプレイ歴の中ではありますが、今でも忘れられない感動したゲームについて綴っていきたいなと思います。

注意!「大神」と「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」のネタバレを含みます。



①「大神」

「大神」は、ゲームで遊んでいて初めて泣いた作品です。「感動したゲーム」といえば、これを外すことはできません。

プレイしたのは大学生の頃で、その当時好きだったゲーム実況者さんが遊んでいるのを見て、自分もやってみたくなったのがきっかけ。バイト代を貯めてWiiとソフトを購入しました。

「大神」は、天照大神としての力を失い、人々からは「白オオカミ」「ワンちゃん」としか認識されなくなったアマテラスとして、各地の異変を解決していくというストーリー。

Wiiリモコンでの操作はコツが必要で、ゲームシステムの根幹をなす「筆しらべ」がなかなか使いこなせず苦労しましたが、それでも文字通り「ずっと」遊んでいました。

筆で描いたような和の世界観が映しく、流れるBGMも笛や太鼓をアクセントにした賑やかでカッコイイものばかり。アマテラスと人々との会話も微笑ましく、何より勇壮な音楽を聞きながらフィールドを駆け巡るのが何よりも楽しい体験でした。

画像はSwitch版

初見プレイ時は、途中から攻略本を見つつもなんとかラスボス戦へ。旅をする中で取り戻してきた力を駆使し、強大な敵に臨みます。

ところが倒したと思った刹那、アマテラスはこれまでに得たものだけでなく自身がもともと持つ太陽の力さえ奪われ、絶体絶命のピンチに。

するとどこからともなく、これまで旅路を共にしてきたイッスンの声が響き、道中で出会ってきたみんなの顔が浮かび始めました。

それまでもいくつかのゲームをプレイしてきましたが、ティッシュの箱を引き寄せ顔面涙と鼻水だらけになりながら画面を見つめたのは初めてでした。

これまでの苦労があり、各地で結んできた人々との縁があったからこそ生まれる、大きな感情。今こうして曲を流しながら記事を書いているだけでも、涙が浮かびそうです……。

「大神」は現在Switchでも配信されていますし、たまにセールされたりと、かなり手に入れやすくなっています。

これだけの人気作、きっと多くの方が触れていることとは思いますが、未プレイの方はどうぞ「大神」でしかできない体験をしてほしいですね。ちなみに私は神州平原と両島原が大好きです。



②「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」

ブレワイでほとんど初めてゼルダに触れてからというもの、過去作もちょこちょこプレイしてきました。今のところプレイ済みなのは「神々のトライフォース」「時のオカリナ」「ムジュラの仮面」「風のタクト」「スカイウォードソード」です。

この中で時オカとムジュラに関してはNintendo Switch Onlineに加入すると遊べるNintendo 64パックにも収録されていますが、私が遊んだのは3DSのリメイク版です。遊びやすさとグラフィックを重視した結果、ですね。

特にムジュラに関しては、64版のちょっと不気味なパッケージもいいのですが、3DS版のビジュアルが本当に好みで。ブックオフで美品を見つけたのもあって即購入してしまいました。

64版
持っているのはこちら

ムジュラはもちろん存在はずっと知っていたものの、なんだか怖そうだなと思ってなかなか手が出なかった作品でした。そのイメージに誤りはなく、たしかにダークな世界観ではありましたが、実際にプレイしてみると大変に私好みでした。

「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」では、3日後に”月”が落下してくるタルミナに迷い込んだリンクが、前作で手に入れた時のオカリナを駆使して世界の破滅を防ごうとするストーリー。いわゆる「3日間システム」と呼ばれる時間の制約の中で、各地で起こる異変や人々が抱えるトラブルを解決していきます。

たとえ途中で失敗してもリンクは時間を戻すことができますが、そうすると途中まで進めたイベントもダンジョンの攻略も全部最初から。なにぶん操作が下手な私のことなので、迫りくるタイムリミットに焦って最初はだいぶ苦労しました。

それでも、頼れる攻略サイトを見つつ少しずつイベントを進めて、ほとんど半泣きでムジュラの仮面を倒した後……その瞬間は訪れました。

プレイ中に何度も見てきた画面。でもそれまでとは決定的に異なるその表現に、「自分のやってきたことが報われたんだ」と大きな安堵を覚えました。

3DSでのプレイ中でしたし、その画面の画像などは残っていません。でもだからこそ、これもぜひ自分の目で見てほしいと思うのです。「本当によかった」、心に浮かんできたのはただその一心でした。

ムジュラはメインシナリオ以外の作り込みも凝っていて、サブイベントを埋めるのにそれから何回か「3日間」を繰り返さねばならないほどでした。しかしそれが苦にならないくらい、ビジュアルもBGMも素晴らしく、今年遊んだ中では「一番ハマったゲーム」です。これまで遊んだゼルダシリーズの中では、最も好きな世界観ですね。

サントラも買っちゃいました


③「ポケットモンスター ソード/シールド」

最後に剣盾の話をば。

これは厳密に言うと感動ではないのですが、とにかくコノハナが愛おしくなった。そんな意味で非常に思い出深いソフトです。

コノハナ推しのやべーやつ

久々にポケモンに復帰することになった剣盾では、非常にエキサイティングな演出が多く、まるで子供の頃のように夢中で遊んでいました。

中でもよかったのが、手持ちのポケモンとキャンプができるシステム。メニューから「キャンプ」を選ぶことで、ポケモン達と遊んだり一緒にカレーを作って食べることができます。

適当なくさタイプ枠としてつかまえたコノハナ。彼はルビサファで登場しましたが、ルビー限定だったためにこれまで使ったことはありませんでした。

しかし、一緒に冒険をしカレーを食べボールで遊んだりするうちに、どんどんかわいくて仕方ない存在に。能力的にはもちろん進化させた方が強くなるのですが、結局コノハナのままでんどういりまで果たし、しっかり100レベルまで育て上げました。

当時の私は社会人4年目。激務が続いて荒み切った私の心を癒してくれたのが、コノハナでした。

彼に会いたいがために、早起きしてポケモン、帰宅してポケモン、飲み会なんか行かずにポケモン……そんな日々を過ごしていました。

剣盾でポケモンの楽しさを再認識し、それまで通ってこなかった過去作もやってみることに。それがきっかけでnoteを始めることにもなったので、「ゆのまる」ちゃん的にも剣盾は大きな存在です。



気付いたらずいぶん長々と語ってしまいました。

あの時の情景を思い出すだけでも、心が震える。そんなゲームに出会えたことは幸せとしか言いようがありません。

次にそんな存在になりそうなのは、来年発売の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」でしょうか。その予習を兼ねてブレワイをもう1周と、冬の間にトワプリはやっておきたいなと思っています。

「感動したゲーム」は世にごまんとありますが、やはりその体験はプレイしたユーザーだけのもの。これからも、自分の中の「楽しそう」「やってみたい」という気持ちに忠実に、こんな幸せな体験をどんどん増やしていきたいですね。

ではでは、今回はこのあたりで。読んでくださり、ありがとうございました。

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