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オタク夫婦が叶えたい夢

こんばんは、ゆのまると申します。

本日はつぶやきだけで失礼しようと思っていたのですが、やはり感情が新鮮なうちに書き残しておきたいと思い、パソコンを開きました。なお、慣れないことをしたせいで体はぐったりなので、今日のお夕飯作りは免除です。


「将来のためのお金」を考え始めたのは、昨年末にGmailの受信箱を整理した際、貯金口座を開設した銀行からのDMに気付いたのがきっかけでした。

――そういえば、あのお金って預けっぱなしなんだよなぁ。

私達は入籍した際に、もともと夫が持っていた口座をメイン口座にし、私名義で貯金口座を開設することにしました。

披露宴も新婚旅行も中止となったため、家族からもらった結婚祝いもほとんど手つかずのまま貯金口座へ。預金を分散させるために口座を分けていたとはいえ、ほぼゼロ金利のまま預けておくのはいかがなものか、とふと思ったのです。


結婚生活も三年目に入り、日々のお金の流れもだいぶ安定してきました。生活費を分担する、というのは同棲開始時から変わりませんが、この情勢で外食やイベントが減ったおかげで一定の貯金もできるようになりました。

ただ私も夫も、目的もなくお金を貯めてしまうと、もったいなくて手が付けられなくなってしまうタイプです。貯金を寝かせておくなら運用したい、そしてその先に「お金ができたらしたいこと」を決めたい。

そうぼんやりと考えるうちに浮かんできたこと、それは「マイホームが欲しい」という夢でした。いえ、もっと厳密に言えば「オタクルームが欲しい」です。

賃貸は後腐れなく引っ越しできる一方で、やはり制約もあります。隣室の野球応援の声が聞こえてくるような薄い壁では、映画好きの父が部屋に備えていたような5.1chサラウンドシステムは置けないし、好きなアニメのポスターやタペストリーを飾ることもできません(壁に穴が開かないピンも試してみましたが、ダメでした)。壁一面の本棚を置きたいのも、人生の夢の一つです。

お金の貯め方を考えよう、そして夢のオタクルームを作ろう――。「なぜお金が必要なのか?」という前提条件を、夫と楽に共有することができたのは本当に幸運なことだと思っています。


というわけで踏み出した第一歩が、NISA口座の開設でした。これまで手付かずだった預金を余裕資金として、今後の貯金にプラスアルファしていきたい考えです。

私も夫も、投資は全くの初心者です。どうぶつの森のカブで儲けたり損したりした経験しかありません。ですので、運用に失敗したとしても「勉強代」と思う心づもりはできています。

それよりも今は、自分の意思でお金を動かそうとすることで、「自分で自分たちの人生を進めている」という感覚を強く覚えています。長い目で、数百万単位のお金を用意しようとする。そんな経験、今までの私にはほとんどありませんでした。

せっかく貯めたお金が、と惜しく思う気持ちがないわけではありません。でもその選択をしたのは私一人ではなく、我が家の共同経営者たる夫もそうです。

今の我々の目標は、30代のうちを目安にマイホームを手に入れること。しかし、これから先どんどん社会も変わりますし、私達のどちらかに心変わりが起きないとも限りません。それならそれで、都度話し合い、今後も共通の目標を見失わないようにしていきたいです。


「資産形成」を考えた時に私なりにネットで調べてみましたが、結果は「うーん、よくわかんない!」でした。

同じようにNISAを考えている人がいて、同じような収入状況だったとしても、その目指す先はおそらく違います。

自分の人生で譲れないものは、キャリアなのか家族なのか趣味なのか、その価値観は人によっても時代によっても大きく異なります。

シミュレーションはできても、最終的にそのプランにゴーサインを出せるかどうかは、「お金を貯めてどうしたいのか」というシンプルな問いに自分がどんな答えを出すかだと私は感じました。

まずは、NISAで一年。

私達の踏み出した新たな一歩が、どう実を結ぶのか。これからじっくりと見守っていきたいと思います。


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