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長編小説連載『美しき復讐の女神』

そろそろ僕の作風や作品の幅を理解し始めていただけているのではないでしょうか。
青池勇飛といえば、悲劇、ミステリー、青春。
そんなイメージを持たれているのではないでしょうか。
それで正解だと思います。

特に僕が大切にしたいと思っているのは「悲劇」の部分です。
物語としては主人公が死んでしまって幕を閉じたりヒロインが死んでしまったり、もう元には戻れないところまで主人公やヒロインか落ちてしまったり……。

ですが僕はそうした主人公やヒロインが救われるような物語を書いているつもりです。
つまり僕にとって理想の物語は「死で完結する愛」なのです。

端から見れば悲劇でも、主人公にとってはその死が救いになっている。
そんな物語を追い求めています。

今回連載していく『美しき復讐の女神』もそういった物語になっていると僕は思っています。

あまりに美しい、しかし恐ろしさを兼ね備えた魔性の女、相馬凛の壮絶な復讐劇。
美しい姉に対して平凡である自分に劣等感を抱き、姉のせいで発症した女性恐怖症に苦しむ相馬隼人。
人生に絶望し、生きる意味を見失った時に凛と出会い、凛だけが生きる希望となった三浜浩介。

隼人と三浜には、それぞれ純真なヒロインがついています。
その優しさや純粋さに時に救われながらも、凛を中心としたおどろおどろしい半年間に振り回される。
その果てに待つ復讐と悲劇。
いったい凛は何のために、誰に復讐しようとしているのか。

衝撃の結末が待っているはずです。ぜひ最後までお楽しみください!

※今回は途中までは今まで通り公開しますが、途中から有料記事にするつもりです。とはいえ、全編購入いただいたとしても200円になるよう価格設定しようと思っています。
有料記事にする理由としては、刺激の強い場面があること、そして何より僕がこの作品に対してそれだけの自信を持っているという点に拠ります。

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