№253 週を制して日を充実させる
こんばんわ。白石です。note連続投稿*days253
仕事において皆さんはどういう風に振り返りをしていますか?
・日報や日記をつけている
・週報で管理している
・月報で管理している
・特にしていない
多くの仕事で目標があり、その進捗がどうなのか?確認する必要があると思います。
特に私が従事しているフィットネス業界のマネジメントにおいては。
目標に対してどうなのか?うまくいっている、うまくいっていない、
それはどの部分が?、なぜ?、うまくいっていないのであればどんな修正改善が必要?、それでは間に合わないから新たな施策が必要?
などなど色々ありますよね。さらにチームで動いている場合はそれを共有する必要があります。それをどのサイクルでするのか?日?週?月?適時?
私は「週」を基本ベースとして考えています。なので、週報と週次会議は非常に重要な要素となります。
「日」を疎かにするというよりかは「週」で組み立てて、「日」に割当ていくイメージです。私の従事しているフィットネス業界の特性もあるかもしれませんが・・・大体がサブスクリプション型で日販という考えがあまりないので。
週報と週次会議で進捗を確認して、来週もしくは再来週の「日」に施策を落とし込んでいき、その進捗を翌週報と週次会議で確認していくことを永遠に52週続けていき、その間に月報と四半期振り返りという形で残していき1年が完成します。
月報は週の積み重ねとして総括と今後の展望のみの簡単な形で、とにかく週報と週次会議の内容を濃くし、それを「日」に落とし込むことが最優先です。
フィットネス関係の店舗マネジメントで週報や週次会議をしていないのは、既にマネジメント放棄としか言いようがありません。
なぜなら、
・進捗管理をしないと最高の結果が得られない
・チームで結果を出していく上で情報共有は必要不可欠
なのに多くの店舗組織で、
・忙しい、揃わない
・どうやっていいか?マネジメント層が分かっていない
・やってるつもり(一方的な業務連絡で終了。一番の悪です。)
こんな理由で放置されています。
具体的にどういう風にしていくか?
1週目:前月検証・当月目標、年間重点営業施策の進捗、当月着地見込
2週目:営業施策の進捗、着地見込 → 必要であれば修正改善策の追加
3週目:営業施策の進捗、着地見込 → 次月の計画と着地見込
4週目:着地見込・次月の目標、営業施策、着地見込
うまくいっていない場合は随時修正改善策の追加を皆で考え実行していく。
ほっとおいても数値は改善しませんから。ここが大事です。
本部から月末になって、「あーしろ」「こーしろ」に従っていても良い結果は出ませんし、出たとしても一時的なものです。また、チームとしての達成感は皆無でしょう。週報と週次会議をしっかりしていればそんなものとは無縁です。
もう少し簡単に数値で現すと、所属クラブの6月の新規入会目標が100名だとします。販促計画(チラシイン、WEB広告期間、催事イベント等)を基に日割入会数の目標を設定します。
6月7日(1週目)の営業を終えて入会数が10名という結果になった場合、 目標進捗率が25%だとするとこのままいけば、月末入会数が40名程度になる可能性があります。目標から60名ショートです。
修正改善策が必要ですよね?
しかも、新規入会を獲得しにいくのか?ショートする分、会員継続に目を向けるのか?会費外収入に目を向けるのか?選択肢は無数にあります。
新規入会は不調でも、パーソナルトレーニングの稼働は好調な場合はそちらにシフトして売上予算達成していくことも可能です。
こういったことを考えたり、情報共有する場として「週報」と「週次会議」というのは必要不可欠なのです。そうすることで、「日」の取り組みがより明確になり、充実してくるはずです。
「週を制して日を充実させる」ということです。
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