見出し画像

№213 フィットネスとAIについて

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days213

今日はフィットネスビジネスについて少し。

日本のフィットネス人口(参加率)を上げていく上で障害となっていることは・・・

・時間

・場所の確保

・継続のためのモチベーション

このうちの2つを解決してくれるのが、自宅やオフィスでのサービスです。したがって、下記のデジタルエクササイズツールが必要です。

インターネット環境、パーソナルトレーナー、AIパーソナルトレーナー、プログラムインストラクター、関連備品、関連動画などなど

ですが、有名なトレーナー、インストラクターになればなるほど高額な場合が多いです。

でも、自宅にいながら手頃な価格で受けることができるとしたらどうでしょう。始めるにあたっての障害も大幅に少なくなり、継続もしやすくなりますよね?!

このニーズに着眼し、自宅でも低コストで本格的なエクササイズができるアプリ開発が加速しています。このアプリ実現のカギとなっているのがAIの導入です。AIがパーソナルトレーナーの役割を果たし、トレーニングメニューやフィットネスマネジメントについて、個別に最適なものを提案してくれます。

欧米では既に少しづつですが、このサービスが広まりつつあります。

欧州のAIフィットネスアプリ「Freeletics」は、AIがユーザーの目標とフィットネスレベルを分析し、カスタムメイドのトレーニングプランや食事プランを提案してくれます。トレーニングを続ければ続けるほどデータが蓄積され、より精度の高い指導を受けることができます。ユーザー数は4,000万人になるそうです。

米国のフィットネス大手Nautilusが開発した、自社のトレーニングマシン専用AIバーチャルトレーナー「Bowflex JRNY」あるいはインドのBoltt SportsやロンドンのFitWellなど、AIエクササイズと健康管理に役立つツールが続々と市場に登場しています。

シリコンバレーのスタートアップTonalが開発した「COACH A.I.」は、自宅の壁に大きな液晶パネルを備えたユニークなトレーニングマシンを設置し、AIの指導を受けるという本格派。自宅やオフィスが自分専用の本格的なジムになるかもしれません。

こういったAIを活用したフィットネストレーニングは将来的に定着する可能性を秘めているかもしれません。しかし、私が考えているのは障害の最後の項目である「継続のためのモチベーション」という部分の解決です。

AIを活用することで、利便性が上がり低価格で良質なトレーニングができることは素晴らしいことだと思います。しかし、それとフィットネス人口が増加するか?フィットネスが継続するか?は別問題で選択肢が広がっただけという認識です。何が言いたいかと言うと・・・どこまで経っても

日本のフィットネス人口(参加率)を上げるにはオフライン、オンラインに関わらず

・「人」を介したフィットネスサービスの質をあげること

ここにリアル店舗とデジタルサービスを絡めることが大切なのかと思っています。そうることで、時間と場所の確保はあまり大きな障害ではないような気がします。

我々はもっとトレーナー及びインストラクターの質をあげることに真剣になること、そして我々はフィットネスビジネスに真摯に向き合うこと!ということかなと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?