日本の少子高齢化が進む理由
こんにちは。白石です。今日はニュースサイトの記事でまとめられていたことを私もnoteにまとめておこうと思います。
世界で最も少子高齢化が進む日本・・・長期的な人口減少に歯止めがかからず解決策が見出せてない状況が続きます。
■右肩下がりの出生率
1960~70年代の2.0人を皮切りに1990年には1.5人を切り、2000~20年代は1.4人で推移しています。
■生産年齢人口も縮小傾向
総人口:2020年=約1億2000万人 2050年=約1億人
生産年齢人口:2020年=約7500万人 2050年=約5000万人
2050年には65歳以上が約37%も占めます。
■少子高齢化になることで予測される問題
1.経済の低成長
マーケットの縮小と働ける人の減少が同時にやってくる
2040年以降は実質GDPがマイナス成長になる可能性も
※ GDPとは国内で生産されたモノやサービスの付加価値を表す国内総生産ですが、物価の変動による影響を取り除き、その年に生産された財の本当の価値を算出したものを実質GDPといいます。名目GDPは生産数量に市場価格をかけて、生産された財の価値を算出し、すべて合計して算出しますが、実質GDPはここから物価の変動による影響を取り除きます。生産された財の価格が一気に2倍になったときに名目GDPは単純に2倍となりますが、経済の規模も2倍になったわけではありません。このように、財の値段が変化することでGDPの数値が変化してしまうことを避けるため、物価変動の要素を除いた実質GDPを用いることで、経済の実状を知ることができます。
2.社会保障政策におけるアンバランス
高齢者1人を支える生産年齢人口が減少
1990年=高齢者1人に対して11.2人で支える構造
2014年=高齢者1人に対して2.4人で支える構造
このまま出生率が改善しなければ・・・・
2050年=高齢者1人に対して1.3人で支える構造になる可能性有
その結果、現役世帯の負担も必然的に増える・・・その負担を政府が補おうとしても国の財政収支は慢性的な赤字・・・
GDP比債務残高は主要先進国で日本はワーストです。群を抜いて。
何の対策も打たなければ、国の借金も増えていく、加えて今回の新型コロナウイルス感染症対策も乗っかります。
■少子化の原因は掴みにくいが・・・主な3つの原因
1.未婚化と晩婚化
2.女性のキャリア形成の難しさ
3.女性のワンオペ育児
ニュースサイトでは日本より出生率が高いフランスとスウェーデンの対策例があげられてました。
■ポイントは4つ
1.明確なビジョン
2.事実婚への手厚い支援
3.子供を多く産むほど優遇される経済支援
4.男性育休の促進
菅政権が発足後に真っ先に打ち出したのが少子化対策でした。ニュースでも話題になりましたね。「不妊治療の保険適用」「新婚生活への補助」などです。
引き起こされた理由と必要な対策について今後も注目していきます。
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