23卒夕霧の就活ノート Vol.9~ガクチカ編~
こんにちは。夕霧です。
先日、内定式と第一回内定者研修がオンラインで開催されました。
初めて、来年から同期となるみんなと顔を合わせ、「この人達と頑張っていくんだなあ」と少しずつ実感が湧いてきた今日この頃です。
24卒も、だんだんと動き出してきているっぽいですね。Twitter就活界隈の24卒アカが日に日に増えてきているのを感じます。私の研究室の先輩も24卒の院生ですが、まだ就活は本格的には始めていないみたいです。まあ私は3年12月頃からちまちまやって全然間に合いましたが。
さて、今回の就活ノートですが、私が就活時に使っていたガクチカについてお話します。私が就活で一番最初に取り組んだこととしては、やはりガクチカや自己PRの作成からでした。今回はガクチカについて絞って書いていきたいと思います。
「自分には何もない」「サークルもバイトも人並みで書けることがない」という悩める就活生の皆さんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは参りましょう。
私が使っていたガクチカ。それはズバリ、「学業」です。
考えてもみてください。学生の本分って何だと思いますか?どう考えても学業でしょう。
学業に力を入れるのは学生みんながやることです。しかし、これをわざわざガクチカにする人は少ないと感じています。
ネットに落ちているガクチカの例として、サークル、アルバイト、資格勉強、ボランティア等様々ありますが、「サークル長もやってないしバイトリーダーもやってない、資格も取ってないしボランティアもやってない、輝かしい功績なんてない」と思う人、挙手。私もそうでした。
サークルは入らず、バイトも週2、資格もボランティアもインターンも何もやってない。何も書くことなんてないじゃん……
初めは、めちゃくちゃ後悔していました。もっと書けそうなことをやっておけばよかった……と。
でも、逆に考えてみたんです。サークルやバイトに行かない時間で、何をしていたか?それは、間違いなく勉強でした。
私は生物専攻なのですが、高校で生物を履修しておらず、入試は化学で入りました。生物科なので周囲の8、9割の学生は生物履修組。そもそもディスアドバンテージな状態で入学したのです。
大学の講義は、高校生物が理解されている前提で進んでいきます。そのため、みんなが知っているような簡単な単語すら知らない私は、自分で勉強するしかありませんでした。
1年生の頃は、単位が取れるギリギリくらいの成績しか取れませんでした。それがめちゃめちゃ悔しかったのと、「このまま行くと将来的にマズイ……」と思った私は、図書館や自習スペースで毎日勉強をするようになりました。
教科書をノートにすべてまとめ、時には友達や先生に質問したり、高校生物の教科書を入手して勉強したりと、基礎固めからしていきました。
その努力の甲斐もあってか、3年生では、ほぼ優と秀の成績のみになり、生物未履修のディスアドバンテージを克服したのです。
初めて学ぶことでも、地道にコツコツやれば報われる。自分の力、武器になる。私は、それをこの大学の期間で学んだのでした。
……って、こんな感じです。いかがでしょうか?
これは、私が面接でしゃべっていたガクチカで、ほとんどそのままです。
面接官のウケもそれなりに良かったように思います。
学科で1位を取ったとかではないけど、過去の自分と比べて確実に良くなった、ということを学びに仕立て上げれば、あら不思議。学業だってガクチカになっちゃうんです。
私の場合は、「なんで生物やってなかったのに生物科に入ったの?」等の質問が予想されたため、学科を選んだ理由やきっかけをしっかりと関連付けて話せるようにしていました。
これは自己PRにも使えるので、「ガクチカと自己PRで話すことが同じになってしまう……」という人にもおすすめです。
集団面接でも学業をガクチカにしていた人はほとんどいなかったので、面接官にも覚えてもらいやすいんじゃないですかね。私の肌感ですが。
あとは、ガクチカを学業にすることで、真面目な印象も与えられると思います。私は「真面目」がコンプレックスでもありますが、就活の場においては強力な武器になったなと感じています。
自分で「勉強を頑張りました!」って言える人って、絶対その自覚があるから言えるのであって。真面目でちゃんとしてるんだろうな、と、そんな感じしませんか?実際そうかそうじゃないかは置いといて。
正直、ガクチカをちょっと盛ったところで、そうそうバレません。「本当は10位が最高だったけど1位だったって言っちゃお」とかいう嘘はよくありませんが、「毎日一日も休まず図書館に行ってたわけではなかったけど、『毎日行っていた』って言っちゃお」みたいに、多少盛るくらいは大丈夫でしょう。私も盛ってたし。笑
その場合は、話をしっかりと作り込んで自分のものにしてしまいましょう。面接でボロが出たら終わりですからね。
あんまり参考にはならなかったかもしれませんが、実際私はこれで面接受かりまくってました。
学業に限らず、自分が頑張ったことを「どう頑張ったか?」「頑張った結果どうなったか?」「そこから何を学び、社会で活かしていけるか?」みたいな風に落とし込めれば大丈夫だと思います。
まあ、私のエピソードは、あくまでも一例として捉えてください。
就活は正直苦しいし、上手くいかないことだってたくさんあります。投げ出しちゃいたいと思うことだってある。
ただ、就活を終えた今思うのは、自分を見つめ直し、振り返るにはいい機会だったということです。
意外と自分の良いところ、ありますから。普段気付いてないだけ。もっと自分に自信もっていこうぜ。
また、自己PRとか面接対策について書きに来ようと思います。頑張る就活生の皆さんに幸あれ。
それでは、今回はこの辺で。
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