♯13 「実験思考」を読んで感じた【失敗】の捉え方について
13冊目は「実験思考」です。
【概要】
著者の光本さんにとって、ビジネスとはすべて「実験」というスタンス。(もちろん考えなしになんでもかんでもやられてる訳ではないですよ)
この本の電子書籍版は「0円」で販売されているのも、実は筆者の実験。(※実際の書籍は400円ほど)
詳しくはこの本を読んでみてほしいです。
【感想・まとめ】
『仮に「実験」が失敗したとしても、その結果は貴重なデータである』という趣旨の言葉がこの本の中で登場しますが、その言葉通りの人生を歩んでいる方であるという印象を受けました。
ホリエモンさんや西野さん、筆者の光本さんのような人しかこんな考え方で仕事できないよと最初は思いましたが、読み進めていくうちに私みたいな普通のサラリーマンでもこの考え方は大事だなと感じました。
どんな仕事でも新しいチャレンジはあります。そのチャレンジに対して、どんなに試行錯誤して準備を重ねても、思ったような結果がでないということはあると思います。
このチャレンジを単なる「失敗=無駄」と捉えるのか、「失敗=貴重なデータ」と捉えるかで今後の仕事の進め方が大きく変わってきます。
どんな仕事でもやってみないと結果は分からないですよね。実は私、新しい仕事に対して否定的に考えてしまいがちなんですが、この本を読んでから「これも実験。やってみないとどんな結果がでるか分からない。仮に思うような結果でなくても、将来この結果が自分or誰かの役に立つかも」と考えることができるようになりました。
【性善説に基づくビジネス】
また、筆者は「性善説」に基づいたサービスの提供が有効であると考えています。(執筆された当時の話なので現在は分かりませんが、、、)
これは人を100%信頼して仕事をしようということではなく、「悪いことをする人が100人中10人ぐらいしか現れないだろうと思われるビジネス」があれば、その方が効率的なビジネスになるのではないかということです。
例えば、最近ロック板やバーがないコインパーキングも増えてきていますが、まさに典型的な例だと思われます。ロック板やバーがないことで設置費やメンテナンス費が無くなり運営者にとってかなり有利になります。利用者にとってもロック板を気にせず入出庫ができるため楽です。
※このタイプのコインパーキングでは監視カメラが設置されており、不正利用した人の車のナンバーがしっかり記録される仕組みになっているようです
率直にこの考え方はありだなと感じました。他にもいろんな仕事や仕事の仕方にも応用できそうですね!
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