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働き方の答え

朝起きてトイレに座って

目の前にある花を見つめる。

目の前にあるその花は何も言わず、そこにあり、私はそれを見つめ続ける。

目の前の出来事は、シンとしていて何も変化はないけれど、

それは少しずつ歪んでいく、

朝の清々しさが、少しずつ昨日の不穏に飲み込まれていくのを感じる。


昨日は仕事で

いつもより1時間30分多く働いて

ちょっとだけ、落ち込むことと、反省することがあって


働くのは、大変だ。なんて思い、


とりあえず、花金だからそのまま仕事帰りに、旦那さんと居酒屋で飲んで、


そして、今日の朝。


トイレに座って、

社会で生き抜く大変さについて思考を巡らしたり、

向き合うことについて熟考したり。

意味のないことに時間を費やす。


不穏な空気。


でも多分月曜日にはまた普通レベルの私にもどる。


そしてそれは繰り返される。


それが、私の働き方の答え。


毎日働いていると

真っ暗な狭い空間に押入れられているような感覚に陥り、

綺麗な空も見えず、季節の匂いも感じることができず、ただただ、その中に埋まっている。


抜け出すのには、2日程かかる。


そしてそこから

また、

普通レベルの自分に戻って、毎日そこにあるものを感じる。


自然が与えてくれる優しさや、そして、それを感じることができる幸せを噛み締める。


私は徐々に覚醒し

いつものトイレに戻ってきた。

目の前にある花はやっぱり何も言わない。


今日も空が青い。






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