メッセージをいただくとうれしい ｜ GO AHEAD -僕の描く夢- 第433回

　フォロワーさんからメッセージをいただくと、なんだかドキドキする。通知音を聞くと緊張してしまうので、最近は音を切っているけれど……

　こんばんは、坂岡 優です。

　今日は成人式のお知らせが届きました。たぶん行くと思いますが、その日の気まぐれだと思います。「スーツを着たくないなあ……」という理由で欠席を考えているのはここだけの話。同窓会は無くなるそうですし、ちょっともやもやした気分ですな。

　ドラマを描いているとわりと手紙やメモを手渡しする機会がありますけど、日常ではすっかり無くなりましたよね。たまに手紙が届くと驚きますし、封筒が来た日にはそれなりに身構えしてしまいます。そういや、手紙は長年書いてないな。字はあまり綺麗な方じゃない上に、紙自体をなるべく触れたくないという事情もあって、最近はペンを握ることが少ないのです。

　それでも、メッセージを送るのはわりと好きなんですよね。特に後輩のみんなには長々とではなく、端的なものを出来事がある度に送るようにしています。わたしが先輩にメッセージをいただいたことが嬉しくて、「自分がやっていることにフィードバックを貰えると役立つよなあ」という体験に基づいて続けています。（個人的な話ですが、はじめての後輩はとても心強くて、彼らがこれから作っていく企画が楽しみでしかありません）

　わたしが生まれたとき、まだスマフォはありませんでした。パソコンや携帯電話がようやく行き渡り出した時代。小学生に入ったばかりの頃にiPhoneが登場し、十年前くらいからスマフォが普及。コミュニケーションというものの在り方の過度期に育ってきた世代。でも、一つ下からはいよいよSNSのネイティブ世代という感じで、物心がつく頃にはソーシャルメディアが生活の片隅にはあった世代がとうとう大学生になろうとしています。実を言うと、20世紀生まれの大学生はわたしたちが最後なんですよ。

　これからも誠実に、面白く、ちょっと謎な人であり続けたいなあ……というのがちょっとした願いであります。良い先輩になるぞ！！

　2020.10.22
　坂岡 優