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私が農ある暮らしを目指しているワケ【島の畑を借りる】
都内に戻り、はじめたこと
ベランダ菜園
コンポスト
自然栽培を学ぶ
自然栽培とは農薬、化学肥料はもちろんのこと、無肥料栽培で行なう農法
肥料を施す、という概念は素人にはちょっと難しく思えて、
自然栽培で野菜が育つならそれが一番簡単じゃない!と思っていた。
しかし、ほったらかすこと=自然栽培じゃないのだ。
もっともっとその深みについて知っていく。
実は、無知な私は島でも自然栽培に挑戦してみようと思った。
島には耕作放棄地がたくさんあり、開墾すれば農地になる、という場所は至るところにある。
ただ、開墾して農地にする人がほとんど居ないというだけ。
私がお手伝いしていた農家さんは耕作放棄地を活用する実践者でした。
ある時、縁あって畑の一部が雑草だらけになってるから、そこを使っていいよ、と言われた。
自然栽培で野菜は育つのか実験してみたくて、そこを借りることにした。
ただ無知からのスタートで
雑草を刈って、それを一箇所に固めて肥料にしようと思って山盛りにした。
(2年という期間しかなく、肥料になるのには時間かかるのに(笑))
島内でも日当たりが良いとても良い土地だと言われたけれど、
土は海の砂みたいなサラサラの白っぽい土だった。
これがまさしく砂地、と呼ばれるものだった。
草は根っこみたいなのがたくさん出てきて
固くてザラザラして、畑の土がイメージしていたのと違った。。。
数日後、畑に行くと、、、
置いてあった雑草は無くなり、畑が綺麗になっていた、、、!
同じ敷地で畑をしているおばあちゃんが
草を片付けて、取り残してあった草を取っていてくれたらしい。
珍しい若者が畑をやろうとしている、
応援しようとしてくれたらしく
雑草を使いたかったとも言い出せず(笑)
確かにお借りしている以上、きっとこの敷地のルールもあるのだろう、と思った。
こんなことがあったのも今ではいい思い出。
島のおばあちゃん達とのエピソードがたくさん増えていきます(笑)。
こんな形で私の島暮らしは始まっていきました。
最後までお読み頂きありがとうございます。頂いたサポートは島の明日葉(アシタバ)を使用したハーブティー作りに役立てて、島を応援していきます🌿