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安心と励みをプレゼントしてくれる一冊だ。

不登校の女子高生が日本トップクラスの同時通訳者になれた理由 
田中慶子さん著



「あとがき」は忘れずに読んでほしい。これは、英語の習得方法が書かれていて、スキルアップに使える本ではあるけれど、もっと違う本質がある。
不登校の人、不登校の子どもを持つ保護者へは安心を。
コンプレックスや、人との違和感を感じながら生きる人には大きな励みをプレゼントしてくれる一冊だ。

ヒトは皆違う。皆違いながら、社会性を重んじる種族であるが故に、他者との違いや馴染めない部分に目がいってしまう。
島国である日本において「違和感を感じる」を感じると言う人のなんと多いことか。

しかしながら、「納得できないと行動できない」「人の感情に敏感」「みんながやってるから自分もやるとは思えない」それは全て、個性だと私は思っている。
個性があると仲間ができにくいのは確かで、自分自身、友人の数は少ない。
それでも、それでよかったと今思えるのは、大人になってからできた友人が深く理解し合えると思っているからかもしれない。

今「悩み」がある人には、どんな属性の人にも読んでほしい。著者が発信する「川流れ型」のキャリアの築き方は、「悩み」の先にも必ず道があると教えてくれる。



Voicyで音声配信をいつも聴かせていただいている田中慶子さんの本。
元々角川から出た本だが、本屋さんでもネットでも見つけられず、電子書籍(縦書き)がどうしても読めない私は、どうやって読もうかと思っていた。
そんな折祥伝社黄金文庫から文庫化!!
やっと読めるーと思って読んだ。

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