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発達障害グレーゾーン長男〜保護者懇談会でカミングアウトした話


先日息子の授業参観と懇談会があった。
授業参観では毎度同じみの公開処刑とはならず、存分に個性を発揮し、良い意味で目立っていて、成長を感じた!こんな日が来るなんて!!
内容について詳細を語りすぎると身バレになる可能性があるので、それは難しいが、おそらく先生の配慮もあったことと思う。
参観の後、懇談会があった。事前に息子と話しあった上で、少しだけ息子の特性の話をすることにした。内容はざっと以下。

・いつもお騒がせしていること
・発達特性があること
・通級でSSTに取り組んでいること
・困ったことやわからないことがあれば遠慮なく聞いて貰って構わないこと
・直接言いにくければ先生を通じてでも構わないこと
・息子と共に過ごしていただいてることに心底感謝していること
・皆が楽しい学校生活を送るために、保護者として出来ることはやりたいと思っていること
・これからもお騒がせすると思うけど、どうかよろしくお願いしますということ


多分日ごろの先生の接し方のおかげなのか?子ども達は息子の凹部分ではなく、凸部分に注目してくれていて、一目置いてくれている子もいたようだ。
「○○さんはあんなことやこんなことがずば抜けて出来るからスゴイ!」
とか、家庭で話してくれる子もいるようだ。

なんたる「神」よ!!!(滝涙)

カミングアウトについては当事者間でも賛否両論あるけど、私はカミングアウトして今回は良かったなと思っている。
障害を免罪符にしている、と世間では言われることも少なくない。
さらにはうちの子みたいな「知的に問題がなく、診断らしい診断もない子」は親が障害を認めずに普通級にしがみついてる、とか、親の育て方が悪いと言う憶測やら陰口も言われがちだ。つい先ほども、発達障害関連の記事に対するコメントで、「なんでこういう子供の親に限って公立に行かせたがるんだろう。周りが迷惑なのに。」なんてのを見かけた、、、直接自分たちに向けられた言葉じゃなくてもショックだ。
でもよくよく考えたらこれはあくまでネット上の話であることがほとんどで、リアルで顔を合わせた方から、面と向かってネガティブな言葉を言われたことはゼロではないけど、今まで一回くらいしかない。(その一回については、しかも相手は教師。また別の機会に書くつもりだ。)
まぁ、リアルでは感じ良い人がネットで豹変してる可能性もゼロではないが、、そこはもう気にしなくていいと思っている。

大切なのはリアルでの過ごしやすさだ。

やはり教室で変わった行動を取ってしまう場合、「あの子変」となるのは自然な反応。
そして、「変な子とは関わりたくない」「変な子とは関わって欲しくない」となるのも自然な反応。
なぜなら人間ってわけわからないモノに対してアレルギー反応を起こすからだ。
でも、そのわけわからなさに対して説明が加わると、アレルギー反応も落ち着く。
だから、息子のわけわからない行動については説明が必要なのだ。

「変」なことについて自分自身に折り合いをつけて周りと協調するか、それが難しいときは言葉で丁寧に説明して理解を得られるようになるその日まで、母として「変なのではなく、さまざまな見え方や感じ方が違うから、行動も違うんだよ」という周りと息子の橋渡し役をやって行こうと思う。


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