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短時間で気持ちを変化させるプレゼンとは 人トレ#16

セミナー参加を上から言われ参加しないといけないってことありませんでしたか?

展示会などは新しい商品など見ることが出来るので楽しいのですけど、セミナーになると急に忙しいのに何なんだ(# ゚Д゚)って気分で参加する人が急に増えるんですよね(笑)

なぜ急に忙しそうになる人が増えるのか疑問で仕方なかったんです。

あ、サラリーマン時代に感じたことを思い出したので伝えたいと思います。

因みに私は積極参加をしていましたので、そんな方々が不思議だったんですよ。
だって知らないことを知る事って楽しいじゃないですか!

それなのに周りを見渡すと、腕組んで眉間に皺寄せて、さも忙しい最中に参加してやってんだって演技でつまらなそうにしている人が大半でした。

それって物凄くモッタイナイ事ですよね(゚д゚)!

先ず忙しいを演出することで得られるものってなにもないです。
折角時間を割いてその場にいるのであるんだから、もうその時間を有効に使うことに全力を注ぐべきなんです。

セミナーに参加させる上の意図も必ずあるはずなんです。
でも、おじさんって厄介な生き物ですから寄せ付けない雰囲気出して、質問してくるなオーラを出しながら自分の無知さを露呈させない方法しか考えていないんですよ。

そんな人たちを前にしてスピーカーとして話す側って本当に大変ですよね。

そんなことしないから大丈夫っすって方もいるでしょうけど、そんな難しい顔して人を否定的に見ている人にも上手く伝手える方法もあるんですね。

それは、相手の気持ちを変化させる話し方をすることです。
相手の気持ちを変化させるために身体感覚にアクセスしていく事が必要です。

身体感覚にアクセスするためには、視覚と聴覚を経由して作り出しますと前回もお伝えしましたが、ここからは実際の事例を紹介しているのでそれを引用していきたいと思います。

人の気持ちを変化させるプレゼンテーション

お伝えしました、研修のように重い雰囲気があるときには、研修スタート後は早い段階で受講者の気持ちを軽くしてあげることでお互いに楽にもなりますよね。

そして「言葉による誘導」によって、受講者の気持ちを軽くしてあげることもできます。

「気持ち」を変化さえるわけですから、身体感覚に影響を与える必要があるんです。

てことは、視覚や聴覚から入って身体感覚にアクセスするような話し方をするわけですから情景がイメージしやすい話をする必要があります。

それはスピーカーの方が話した言葉が聞き手に伝わったときに、聞き手の体験・経験に繋がるとういう現象を起こさせる話をすることが重要になってきます。

イメージ出来る順番としては、
・最初に視覚と聴覚の両方が働くような思い出話をしていき
・さらに視覚イメージが見えてくる感覚が出来る話をして
・最後に感覚的になる話し方で締める

こうすることで視覚と聴覚を経由して身体感覚にアクセスする順番での話し方ができ、聞き手にもイメージさせやすい話が出来て行きます。

それにより積極的な参加をしていなかった人の中にも話を聞いてみようって思う人も現れてくれるはずです。

分かりやすく言うと、受講者に出来る限り早い段階で気持ちを軽くしてもらい、学習に適した状態になってもらえるって感じです。

更にそうなってもらう為のテクニックもあるんです。
体験談を話す前に、その体験談が効果的に受講者の中に入っていくような前振りをすることです。

それが以下の引用です。
「さて、皆さんこれから研修をスタートさせていきますが、今回の研修でお伝えするコミュニケーションの極意を学んで頂くために、とても大切な私の体験談をこれからお話します。」

こんな入り方去れると耳を傾けてしましますよね(笑)
「それは、私の幼い頃のお話です。私が7歳のころの体験です。さて7歳とお伝えしましたが、皆さんにも7歳の頃があったと思います。7歳って小学校1年生が2年生くらいですね。」

うんうんそうだったな~ってなっていますよね( ´∀` )
「皆さんは小学校1年生か2年生くらいのとき、ワクワクして楽しいって感じでいたことって何でしょうか?」
ここで過去の意識を向けて貰い、そして可能であれば3人から4人の人に答えて貰います。

「さて、皆さんが幼いころ大好きなことをしてワクワクしていたように、私もワクワクするような大好きなことがあったんです。私は、お祭りが大好きだったのです。」
から、お祭りの時の思い出話をしていく流れです。

で、この後に盆踊りの体験談を話して行くって感じです。
これは幼い頃の盆踊りの話をしようとしたときの前振りの例です。

これを自分が話したい思い出話の例に置き換えるだけで前振りとして使うこと可能ですよね。

これは7歳くらいに戻ってもらってワクワクした気持ちに近づいてもらうための前振りをすることでより体験談が入りやすくするための振りです。

これは以前お伝えしております「焦点化の原則」を使っています。
意識は同時に2つ以上の事を捉えるのが苦ってである、よって争点化が起こる」です。

この7歳の記憶に戻って貰うのは、7歳の頃の時代に焦点化してもらうことによって、研修の重い世界から意識を切り離すことをしているのです。

その中にも細かい技術があり、例えばイメージしやすいようにゆっくり話すとかですが何となくお判りいただけたかと思います。

このように五感を刺激する言葉を意図的に使うことによって、効果的に影響を与える事が可能になるんです。

※この記事は「NLPの基本がよくわかる本」からの引用と感想を元に書いております。



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