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映画「デッドプール&ウルヴァリン」を見てきた。皮肉を言うところが面白かった。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」を公開日に見てきました。21:20上映回で見ました。満員でした。今まではデッド・プール含む、X-MENシリーズは「21世紀フォックス」が配給していましたが、「ディズニー」が「21世紀フォックス」を買収したことにより、「ディズニー」配給になったそうです。ディズニー映画初のR16映画らしいです。そんな経緯からかところどころにディズニーに対する皮肉があるメタ的発言をデッドプールが発言し、そこらへんが面白かったです。

デッドプール1、2は見ています。感想も書いてました。

「X-MENシリーズ」は何作か見ていますが、ローガン(ウルヴァリン)単独作品は見てないです。

始まりはすごく良かったです。なんで狙われているか分からないですけれど、骨となったウルヴァリンとともに、狙ってくる集団を倒していきます。冒頭はアクションが派手で良かった。
物語は、デッドプールのいる世界線は崩壊する予定なっている。その崩壊はウルヴァリンの死とともにやってくるらしい。その崩壊を実現させる組織(名前を忘れた)にデッドプールはさらわれる。組織はデッドプールに自分の組織を協力することを要請するが、デッドプールはそれを無視し世界の崩壊を止めようとする。
ここら辺から少し理解が追いつかず「まあ、ウルヴァリンを救えばOKなのかな?」くらいで見るも、「違う世界線からウルヴァリンを連れてきて、それでデッドプールの世界が救われるのは、おかしくないかな?」なんて思っているうちに、デッドプールとウルヴァリンは世界線の最果てのようなところに追放され、まずそこから脱出する物語なる。たぶん、マーベルに詳しい人はわかるだろういろんなヒーローが出てくるが、わたしはそんなに詳しくないのでさっぱり分からない。知っている人が見たら喜ぶだろう小ネタがふんだんに盛り込まれていることはわかるが、私にはネタ元がわからないので、笑えない(映画館の観客が笑っているのに、私には何で笑っているのかわからないところが二、三度あった)。
私にはそんなにこの作品は面白いと思えなかった。例え、作品を楽しめなくても「こうすればもっと面白くなるんじゃないかな」なんて、話作り活かすために楽しめなかった作品を見た時は考えるのだが、この作品は整合性を整えたら普通の、あまり面白くない作品になってしまうような気もする。この作品は「あんなキャラクターがこんなところに」とマーベルを知っている人が、楽しむ作品なんだと思う。それにいちいち解説つけたら、面白い気もした(上映時間が長くなるけれど)。私はディズニーに対してメタ的視点で茶化している感じは楽しんだけれど、「ディズニー」が「21世紀フォックス」を買収した、ことを知らないと楽しめないよね。それを知っている身としては、そこに解説入ったら「そんなの知ってるよ」と思うだろう。
そういう意味では、知識が映画を楽しめる一要素であることがよくわかる。
マーベルファンはより楽しめる、というのは別に良い。アクションとか楽しめれば物語が大味でもいい。ただ、どうしても私にはデッドプールの行動原理がわからなかったし、違う世界線から来たウルヴァリンがいると、デッドプールの世界が救われるのが納得いかなかった。もしかしたら、マーベルのドラマ作品を見ていたら、わかったのかも。

敵の女性ラスボスは魅力がありました(人物の背景は全然わからなかったけれど)。演技がうまかったのかな? ビジュアルが良かったのかな?

ウルヴァリンがきちんとコミックの格好していたのも、ファンは楽しめる要素なんだと思う。何でウルヴァリンだけ(だけかわからないけれど)、映画「X-MENシリーズ」ではコミックの格好していなかったかの事情を知っている人はより楽しめるのだろう。
途中で敵役として、大量のデッドプールが出てくるのも脈絡がなくて、よくわからないらなかった。戦い自体は面白かったけれど。そして、犬は可愛かったけれど。

正直、私にはよくわからない作品でした。しかし、知識があったら楽しめんだんだろうな、というのが伝わる作品でもありました。
YouTubeの解説動画を見るか、たぶんそっちの方が楽しい……。「ああ、そう意味だったのか」とか思って。

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