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身の丈を超えて。

僕は色んな人の人生に感化されて生きてきた。

皆さんから僕のことがどう見えているか分かりませんが、こう見えて、コンプレックスだらけなので、人のことを羨ましく思うこともあった。今はあまり羨ましいという感情を抱かなくなってきたが。

僕の人生に特に大きく影響を与えた人物は、本田圭佑選手と吉田松陰先生だ。この2人の生き様に魅せられ、右も左も分からない中学1年生の頃、こんな人間になりたい、いや成るんだと決めた。

そらからは、何をするにもこの2人ならどう考え、行動するのかを自分に照らし合わせて来た。中学の頃朝5時に起きて、練習に行っていたが、冬は朝が暗いし、寒いしで起きたものの妥協しそうになることが何度もあった。そんな時に、本田圭佑選手なら、吉田松陰先生なら、妥協しないなと、自分を奮い立たせてきた。ケニアにいる今も毎日本田圭佑選手の名言動画を見て、吉田松陰先生の覚悟の磨き方を読む。

その頃から自分の身の丈を大きく越える目標、夢を持つようになった。それは本田圭佑選手の「大きな夢を持ってください」という言葉に影響を受けた。現実は持った夢や目標の範囲内でしか実現しない。だから、今の自分では到底叶えられない夢や目標を掲げ、公言してきた。

それは自分のケツを叩くと同時に自分の首を絞めることにもなる。本田圭佑選手で目標の達成率は約3割くらいだと語っていて、僕は今のところ1割未満だ。今のところはー。自分の身の丈を越える目標や夢を掲げ、公言すると白い目で見られ痛いやつだと思われることを覚悟する事を意味する。なんども、鼻で笑われたし、お前には無理だよと言われてきた。その生き方は居心地は常に良くない。

だが、それは唯一自分の事を想像もしないところに連れて行ってくれる方法だと思う。ケニアに来たことを今考えても、不思議に思うし、イカれてるなと思う。こんな事誰も想像してなかったし、自分も想像していなかった。それはJ1でプレーすると言う目標を持ち続けたからこそ、生まれてきた選択だ。

身の丈に合った生き方をするように色んな人間が強制してくるが、その身の丈を超えた先にしか、ワクワクする世界は待っていない。だから、目標に対する打率が1割でも大口を叩き続け、その夢見た未来像に1mmでも追いつくために、毎日命を燃やし続ける。

そんな生き方が僕はしたい。

草場勇斗 いただいたサポートは、一部をボランティア団体に寄付させていただきます。残りは夢を追うための活動資金として大切に使わせて頂きます。応援よろしくお願いします。