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自分の属している社会から飛び出す 〜これまでの部活動を通して感じたこと〜



私はこれまで18年間もサッカーをやってきました。

ずっとサッカーをしてきたということはずっとサッカーのコミュニティに属して生きてきたということでもあります。

一般的には私がそうだったように、一つのクラブチームに属したり、部活動に属したりと、一つのコミュニティに依存して、そこでのルールに従い、活動し、成果を出すのが当たり前だと思います。

しかし、そのように今属している一つのコミュニティに依存し続けることは、偏った人間関係や偏った情報収集など、かなりのリスクになると考えています。

これは脳細胞のミラーニューロンという細胞が無意識に目の前の人や近くにいる人の行動や言動をコピーしてしまうということを表現しているものです。このように人間は必ず周りの環境や人間関係に影響を受けるように出来ているのです。

そこで、今日私が伝えたいことは、いま自分が属しているコミュニティだけに依存して、気がつけば競技を引退し、セカンドキャリアを迎えるのではなく、競技の現役中に今属している社会の外に少しでも触れることで、新しい知識や考え方を取り入れることができ自分の競技能力の向上にも繋がりますし、またセカンドキャリアでの選択肢が大幅に増えるということです。

なぜこれほど外の社会に半歩でも踏み出すことをすすめるかというと、実際に私が部活とは別のコミュニティに属して、自分の外の社会と繋がっていて、「もし、あのまま部活だけに依存していたらどうなっていたんだろう」と危機感を覚えたからです。

また、競技だけに専念し競技引退することになれば、今やっているドラマ「オールドルーキー」の主人公の新町のように『僕からサッカーを抜いたら何も残らないんです』というような事になりかねないです。こういった事は実際に起きていま、自分もそうなっていたかもしれないと思ったからこそ伝えたいです。

最初に述べたように、私も今まで18年間サッカーをしてきて、高校、大学で部活動に所属していました。そこで私は大学の1年生の頃にたまたまサッカー部以外のオンラインコミュニティに参加する機会があり、そこで初めて外の世界と繋がることを知りました。また、いまは大学4年生ですが、今年の4月から部活をやめて社会人リーグで日本代表を目指しながら、さきほどとは別に2つのコミュニティにも属してビジネスについても学びながら、サッカーをしています。


こうした経験から、もっと早い段階での高校生の頃から、外の社会に触られて、繋がれるような機会があれば、もっと成長出来ていたのではと思うようになりました。

なので、このたび私は同じ志しをもった立正大学淞南高校時代の同級生である不破将生と高校生向けコミュニティであるオンラインアカデミー『NOBISHIRO』を立ち上げます。

このコミュニティを運営していくにあたって、何を高校生に伝えたいというと、自分が高校を卒業して大学サッカー、社会人サッカーを経験し、今現在も日本代表を目指しています。そうした中で高校生の頃に「この考え方があれば自分の目標に到達出来たんじゃないか」とか「この考え方があればもっと成長できたんじゃないか」など思うことがありました。

そう言った僕と不破とで、高校生の頃に自分達が知りたかったこと、これを知ればもっと成長できていたというものを、自分たちが持つものを全てを伝えていきたいと感じています。

それと同時に、僕たちも今お互いに夢に向かっている途中です。まだ何も成し遂げていません。

なので、伝えたいとは言いましたが、何かを僕たちが教えるというスタンスではなく、共に学び、共に夢を追い、共に可能性を最大化させようというスタンスです。


最後に僕の師匠でもたる吉田松陰先生の話しで締めくくりたいと思います。

このように吉田松陰先生も属するコミュニティ、関わる人の重要性を説いています。
松陰先生も「松下村塾」というものを作り、そこで同志たちと共に学んでいました。その塾は2年半という短い期間でしたが、その生徒からかの高杉晋作、伊藤博文(初代総理)など、総理大臣2名、国務大臣7名、大学創設者2名というとんでもないエリートを輩出しました。

なぜこのような事ができたのでしょうか。
松陰先生は入塾する少年に「教える、というようなことはできませんが、ともに勉強しましょう」と話したと言います。

このように僕らも何か成功法則を教えるようなことはできませんが、自分達の目標、夢に向かって共に切磋琢磨し、成長し、可能性を最大化させていきたいです。

そんな同志の夢追人は下のリンクからDMにてお声かけください。

共に学びましょう。

https://www.instagram.com/yuto_kusaba










草場勇斗 いただいたサポートは、一部をボランティア団体に寄付させていただきます。残りは夢を追うための活動資金として大切に使わせて頂きます。応援よろしくお願いします。