カンボジア日記第16号
សួស្ដី!
今日は派遣先表敬訪問と自分が住む住居を確認に行きました!
初めてボントラベク中高等学校を訪れ、話には聞いていましたが驚いたのがサッカーグラウンドです。笑
学校のグラウンドではなく、サッカー協会のグラウンドなのですが人工芝でスタンドまでついています!学校の隣にこのグラウンドがあり、自分の学校のサッカーチームはここで活動しているそうです。
そして、自分のカウンターパートであるピーロン先生と話をさせていただき、
・今年は12チームでリーグ戦を行い8位だったこと
・近年学校全体の生徒数が減ってしまい、以前は優勝もしていたが低迷するようになってしまったこと
・自分のチームは体があまり大きくなく身体能力で負けてしまうことがあること
・プノンペンの大会についてなど
たくさんのお話をしていただきました。通訳をしてくださった調整員の方の協力がなければここまで聞き取れていません。笑
自分だけだと1割も聞き取れていないです。クメール語頑張ろうと改めて感じました。
自分は体育として派遣されていますので、学校の体育授業の改善に力を入れ、併せてサッカーチームの活動にも全力で取り組みます!
先生の優勝したいという話も聞けたので全身全霊で優勝を目指し取り組みたいと思います!
その後、自分の住む部屋を確認させていただきました!
この部屋は現在隊員の方が入居しているのですが、自分と出る入るのタイミングが重なったため、必要物資など置いて行ってくださることになりました!
部屋もとても綺麗で有り難い限りです。協力隊とは思えないほど素晴らしい環境で生活することができるのでその分、活動に力を入れていきたいと思います!
午後は15時からグラウンドで今年のリーグ戦の上位4つのチームが試合を行うということだったので観戦してきました。
カンボジアの高校年代の試合を初めて観戦することができとても勉強になりました。
まず驚いたことが試合運営についてです。国歌斉唱から選手交代のアナウンスもあり、選手や観客が盛り上がる演出がなされていました。観客もほとんどが選手の家族や友達、学校関係者だと思いますが人も入っており、なかなかの盛り上がりを見せていました。
プレー面では上手な選手もたくさんいて、受ける前によく首を振る選手も何人か見られました。
しかし、足を攣る選手が両チーム合わせて6人ほどおり、試合もインテンシティはかなり低かったです。
どちらもアグレッシブにボールを奪おうとするわけではないので、守備はミス待ちのような格好でした。
また、ボールを前進させるにしても最終ラインと前線の間で待てる選手が少なく、どうやってスペースを広げて前進させていくかという共通理解をチームとして図れていませんでした。
キックも長い距離を正確に蹴ることができる選手が多いわけではないため、下から繋いで前進させていこうとするのですが、行き詰まったところで長いボールをトップに放り込むというシーンが目立ちました。
試合を通しての体力面やボールから遠い選手がラインの押し上げを怠るところなど、国民性やカンボジアの気候の影響もあるのかなと感じました。練習はあまり好きそうな感じではないかも知れません。笑
ファールをすぐもらおうとし、よく転んでいるところは改善の余地が多々あります。審判もすぐに吹いてしまうので拍車をかけています。笑
この試合だけでも感じるものが多くあり、たくさんの伸び代を見ることができたので選手の特徴や性格を理解し、指導にあたっていきたいと思います!まずは観察とできるだけ多くの試合を観たいと思います!
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