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カンボジア日記第70号(サッカーの授業④)

សួស្តី!

火曜日は12年生の授業があります。(日本の高校3年生です)

日本では授業に必ず出席しなければなりませんが、カンボジアでは体育の授業の出席は参加したい生徒が参加するというような形です。
そのため、卒業試験を控えている学年なので、出席者数が少ないです。

今日も2時間ありましたが、8時からの授業が男子2人、10時からの授業は女子3人でした。

8時からの授業では、授業対象の生徒の他にサッカーの練習に来ていた生徒が8人ほどいたので、5vs5のスモールサイドゲームを行いました。

5vs5のゲーム。
子どもたちにチーム分けを任せると年齢で分かれることになりました。
17歳のチームと13歳のチームに分かれ、13歳のチームが勝利しました。笑

子どもたちは普段からストリートサッカーに興じていますが、ほとんどが適切なコートサイズや人数で行ってはいません。

適切なコートサイズと人数でプレーすると、一人一人のプレーも普段よりも良く見えました。

改めてオーガナイズの大切さを感じ、コーチングありきではなく、場やルールの設定で子どもたちがその状況の最適解を自然に見つけていくことが大切なのだと、簡単な言葉しか通じない環境にいることで痛感しています。

たまにはカオスが生まれる環境での練習も必要ですが、何事もバランスが大切ですね。


10時からの授業は女の子が3人だったので、習熟度に合わせてリフティングをやってみました。

最初はあまりできなかったのですが、難易度を調整したことで粘り強く取り組んでくれていました。

目標の回数に達したときのとても嬉しそうな表情が忘れられません。
この女の子たちは、手伝いなども自然に行ってくれるとても優しい子どもたちです。

少ない人数での活動ですが、子どもたちが自然に足を運んでくれるように運動の楽しさややりがいを伝えていきたいと思います。

ノーバウンドでボールを蹴り、蹴ったボールをキャッチする練習。
連続で何回できるか記録に挑戦しました。
19回が最高記録。
このあとドリブルも少し行いました。

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