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カンボジア日記第217号(vsシェムリアップユナイテッド)

សួស្តី!

8月25日にシェムリアップユナイテッドとのホームゲームが行われました。

結果は1-3で敗戦。

リーグで2位であるチームに対して、メンバーが揃わない中でも選手たちは成長した姿を見せてくれました。

最後は3点目を取られてしまいましたが、どっちに転んでもおかしくない試合をできたことが成長を表しています。

6月に試合をした際には0-4で敗戦となり、前半30分間は自分たちでボールを奪いにいき、良い内容で試合を進めることができていたものの、それ以降は格上の相手に対してフルスロットルで戦っていたのでガス欠してしまい、後半はシュートを打つこともできませんでした。

しかし、今回は怪我や風邪で数人の選手を欠きながらも、修正している守備面でも改善が見られたことで、相手に食らいつきながら試合を進めることができました。

前半終了間際のコーナーキックからの失点が本当に悔やまれます。

しかし、あそこで失点してしまうあたりがまだ勝てるチームではないんだなと客観的に感じてしまいました。

指導していて改めて気づいたことが、守備を改善することで守備がよくなることもそうですが、攻撃が改善されたことです。

サッカーは改めて攻撃と守備が分離しているスポーツではなく、様々な要素が一体となって絡み合っているスポーツなんだなと再確認しました。

今後は試合の中での課題が出てきたときに敢えて逆の面を見てみたり、トレーニングしていくことでチームがどのように変化していくのか見てみたいと感じました。

カンボジアは9月、10月が学校の長期休みとなるので子どもたちはテストがあったりと忙しい時期を迎えています。

トレーニングで多くの選手が参加できるように午前と午後に1日2回トレーニングを行ったり、チームが成長するために様々な策を講じています。

その中で、敗れはしましたが2ヶ月前と比べると成長している選手の姿を見ることができてとても嬉しく感じました。

しかし、試合に勝つことができておらず、内容的にもまだまだなのでもっと良くなるようにできないものかと悩ましく、不甲斐ない気持ちにもなります。

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