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大人になって起きたらヤバい?原始反射

ども
大分県で活動中のbodysupport Re:Life代表
パーソナルトレーナー兼フィットネスインストラクターの馬場です。

毎週土曜日恒例の脳機能についての記事となります。

先週は脳レベルで疲労が起こる原因について解説しました。

一番最初に取り組むこととして『呼吸』の改善と『栄養』の改善をあげました。

これらを正しくする事で脳が疲労せずにちゃんと働いて、身体の制御をしてくれます。

本日は、脳レベルで疲労が起きることで発生しやすい『原始反射』について解説したいと思います。

先週の記事を読まれてない方はそちらからご覧ください。

1、原始反射

まずは原始反射についておさらいです。

原始反射とは、赤ちゃんの頃に起こる反射のことで
赤ちゃんがさまざまな刺激によって無意識的に反応する反射動作のことを指します。

例えば、口元に指を当てると吸いつこうとする哺乳反射や
足の裏や手のひらを触るとぎゅっと握ろうとする把握反射などがあります。

これは、誰もが基本的に生まれながらに持っている反射です。
逆に赤ちゃんの時期にこの反応が起きないと何かしらの問題がある可能性があります。

原始反射は成長と共に自然となくなっていきます。
タイミングとしては反射の種類にもよりますが、生後1年くらいで消失すると言われています。
しかし、あくまでも目安なので伸びたり早まったりするのは問題ありません。
通常、脳の発達と共に消失していきます。

2、モロ反射

原始反射の中で『モロ反射』というものがあります。

これは、赤ちゃんをベッドに寝かせた状態で頭を軽く持ち上げ
いきなり持ち上げた頭を下ろすと、驚いたかのように両腕を広げ、何かにしがみつこうとする仕草を見せます。

この他にも、身体の近くで大きな両手を叩いて大きな音出すとビクッとしたりする反応のことを言います。

これは、光や音・刺激に対する感覚過敏によって起こる反射ですね。

赤ちゃんの時はすぐに反応ができるようにこの反射機能が備わっていますが
大人になってからも、このモロ反射が再出することもあります。

大きな音が出ると分かっていても身体がビクッとなって、ひどい方はそのまま倒れる方もいるそうです。

これは、何らかの影響で常に過緊張状態にあり
大脳皮質の不活性化が起きることで再出することがあります。

通常は大脳皮質の成長と共に消失しますが、不活性になることで起こるわけですね。

光や音に対して過敏になっている方や集中力欠如もこの傾向にあると思われます。

3、改善のためには栄養と運動

精神的なストレスや栄養不足などが慢性的に起こると原始反射が再出してしまい、慢性的な疲労感(副腎疲労)にも繋がります。

これを起こさない為にも、栄養と運動での改善をすることが有効です。

運動はやはり呼吸から始めるのがベストです。
栄養に関しても次週の記事でお伝えできればと思います。

最近、音に敏感になっていたり
光がやたら眩しく見えるようになった方は少し疑った方がいいかもしれません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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