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やさしい「やりたいこと」の見つけ方

こんにちは。心理カウンセラーの佐々木優斗です。

「“やりたいこと”がわかりません」

というご相談をよくいただきます。

「じぶんキャリア」に悩み、将来への漠然とした不安感や、「何かをやらなきゃ感」を感じて、人生に“焦り”を感じている方は、多いですよね。

この記事を読んでいるということは、もしかしたら、あなたもそんな不安感を感じている渦中にいるのかも?しれないし、

かくいう僕自身も、まったく不安が無いのか?と言われれば、無いわけではないんですよね。

とはいえ、「『やりたいこと探しの旅』には、もう出なくて大丈夫!」と言い切れるほどの「やりたいこと探しのコツ」は見つけたので、この記事を通して、あなたにもその方法をシェアしますね。

この記事が、あなたの「やりたいこと探しのコツ」が掴めるきっかけになり、

あなたの未来が、より穏やかなものになれる、ヒントになれたら嬉しいです。

やさしい「やりたいこと」の見つけ方とは?

僕は昔。人生迷子でした。

「やりたいこと探し沼」にハマって、「やりたいこと探しをしている自分」に酔っていたことすらあります。(恥)

その頃の僕は、本やネットで「やりたいことの探し方」を調べては、「自己探求」をしたり「過去の記憶」を掘り出したりと、“小難しいこと”をたくさんやっていました。

きっと「答え」が欲しかったんだと思います。

「自己探求」や、「過去の掘り出しワーク」のような行動は、決して無駄ではなかったんですが。

ただ、今になって思えば、そんな小難しいことをしなくても「やりたいこと」は、もっともっと簡単に見つけることができたんですよね。

その方法とは・・・

「しょうもない、やりたいこと」を見つける。です。

例えば、あなたは、今夜の夕飯に何を食べたいですか?

お肉?お魚?野菜?

・・・はい。それがあなたの「やりたいこと」です。

おしまい。笑

あまりにも、あっけなすぎて、ちょっとひかれたかもしれません。

でも、「やりたいこと探し」って、これくらいハードルを下げてしまって良いものだと、僕は思うんですよね。

「やりたいことを探す」をしようとすると、まるでスケールを広げすぎてしまって、「天命」」とか「使命」とかを見つけないと、「やりたいこと探し」が終わらないと思い込んでしまう方がたくさんいらっしゃいます。

でも、

残念ながら、そんなものは、きっといくら探そうとしても、わかりっこないですよ。笑

「天命」や「使命」は、人生が終わるころに、「もしかして、あれが私の天命・・だった・・のか?」くらいに、ぼんやり見えるものなんじゃないかな?と思うんですよね。

「この人が私の運命の人だ!」と信じて結婚しても、離婚をする人は多いし、

「この仕事が私の天職だ!」と思って入社した会社を、退社する人もいるじゃないですか?

でも、「今のわたし」が「やりたいこと」なら、常に目の前にあるはずなんです。

・ご飯食べたいな〜とか

・お風呂に入りたいな〜とか

・ダラダラしたいな〜とか

そういう「しょうもない、やりたいこと」。それを大事にしていきたいんですよね。

逆に言うと、そういう「しょうもない、やりたいこと」を大事にしていないからこそ、人生単位での「やりたいこと」が、どんどん見えなくなって来ているんです。

今、目の前にある「しょうもない、やりたいこと」をやらないままでいると、あなたの中にある「やりたいこと探しレーダー」の感度が、どんどん低くなっちゃいます。

すると、人生迷子状態に陥って行くんですよね。

過去の僕は、まさにそんな状態。

「〜であるべき」という固定観念に縛られて、本当は今「やりたいこと」があるのに、「〇〇を達成するまでは、まだやってはいけない」と、自分に強いブレーキをかけていました。

特に、独立したばかりの頃は、自分の力で「稼ぐ」をして、生きて行くことだけで必死だったので、

「稼げるようになるまで、趣味をやってはいけない」なんて思い込んでいたんですよね。

それはまるで、自分に自分でムチを打っているような感覚。

厳しく、厳しくされた「じぶん」は、すっかりヘソを曲げてしまい「やりたいこと探しレーダー」を完全ストップしてしまいました。

そんな状態から、僕が「やりたいこと探しレーダー」の感度を回復させるために行ったことが「しょうもないことをする」だったんですよね。

例えば「一日中。ポテチとコーラだけで食事をする。」とか。笑

例えば「一日中。布団の中でダラダラする。」とか。笑

そういう、「しょうもないこと」だけど、自分が「やりたい」と感じていることに、遠慮なく「OK」を出して「やってみる」を繰り返しました。

すると、自分の中にいる「もう一人のじぶん」が、「え?こんな、しょうもないこと、本当にやっても良いの??」と、キラキラした目を輝かせるようになっていったんです。

それはまるで、泥遊びを止められていた子どもが、親に泥遊びをやることを許可してもらえたときに見せる、あの無邪気な笑顔のようなイメージ。

僕らは、大人になればなるほど「〜あるべき」を仕入れてしまうので、「やりたいこと」を抑圧し始めちゃんですよね。

だから、どんどん「やりたいこと」にモヤがかかってわからなくなる。

でも、本来の僕たちは「やりたいこと」が、ちゃんと自分でわかる存在なんですよ。

大人から見ると、「しょうもない」と感じることでも、子ども目線で見ると、「ワクワクすること」になりますよね。

「しょうもない、やりたいこと」にどんどん“許可”を出してあげると、子どもの頃には、備わっていたはずの「やりたいこと探しレーダー」の感度が、どんどん回復して来るんです。

そこまでいけば、あとは簡単。

目の前にある「やりたいこと」をちゃんとやり続けていくだけ。

すると、「やりたいこと」が、ちゃんと次の「やりたいこと」を見つけ出して来てくれるようになるから、それを続けてさえいければ、

気がついた頃には、きっと「天命」や「使命」に、自然とたどり着いているのではないかな?と僕は考えます。

もし、今のあなたが「やりたいこと」がわからなくて悩んでいるなら、

今すぐ「しょうもない、やりたいこと」をやってみてはいかがでしょうか?

・カップラーメンを3つ一気に食べるとか

・明日も仕事があるけど、無性に海が見たくなったから車を走らせるとか

・見たい映画があるから、徹夜しちゃえ!とか

ほんんんんんとに、なんでも良いんですよ。

「しょうもない、やりたいこと」こそ、大事にしていきたいんですよね。

さて。あなたは、どんな「しょうもない、やりたいこと」を“今すぐ”やりますか?

せっかくここまで読んだんだから、挑戦してみませんか?

では、1分以内に見つけて、今日中にLet's TRYです!!

準備は良いですか?ではいきますよ〜〜〜

よーーーい、どん!


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