第2章 12.尻ぬぐい(Blackboard Story 2019/4~6)
ボランティアを行う会場にて
テル 「香田さん、本当にごめんなさい。
演出をやると言っておきながら、
仕事が決まり、
不定休になってしまったので、
行くことができなくなってしまいました。
本当にご迷惑をおかけしました」
香田 「う~ん。まあ、しょうがないね。
就職おめでとう。
時間があったら遊びに来てね」
テル 「ありがとうございます」
街にて
テル 「キャリアコンサルタント、
キャンセル料が3万円もかかってしまうのか。
曜日ずらしたら行けそうだし、
やった方がいいのかなぁ」
徳永 「いや、辞めた方がいいでしょ。
多分そこまで色々と詰め込めないと思うよ」
テル 「う~ん、やっぱり、そうだよね。
ちょっと急ぎすぎたか。
じゃあ、断りの連絡、入れるわ。
徳永、ありがとうね」
メールにて
園田 「田中様、お久しぶりです。
最近の転職活動のご状況はいかがでしょうか」
テル 「あ、連絡忘れていた。
う~ん、内定決まったってことで、
いいんだよな、これは」
テル 「園田様、いつも大変お世話になっております。
連絡が遅くなって申し訳ございません。
転職先が決まりました」
園田 「田中様、内定おめでとうございます。
こちらで、お力添えをすることができず、
申し訳ございません」
テル 「いえいえ、こちらこそ、
色々とアドバイスしていただき、
とても参考になりました。
ありがとうございます」
携帯ショップにて
テル 「今日からよろしくお願いします」
百田 「はい、田中君、よろしく!
今度、外部の研修があるから、
それまでは、特にやることはないんだよね。
とりあえず、今日から一週間は、
勉強として、動画を見てもらっていい?」
テル 「はい!」
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