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withコロナで必要になった”はたらく場所選び”

 コロナの影響を受けつつ、コロナだからこその引越をふりかえり。オフィスorリモートという2択というよりは、スケジュールに合わせてはたらく場所を選ぶ感覚になってきました。

じわじわとコロナの影響

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 4月から家族は東京を離れて移住、自分は東京に残って出稼ぎということで緩やかに家探しをスタート。そうこうしているうちに、ひたひたとコロナの影響。オフィスづくりを仕事にしているとカタログを見たり、模型を作ったり、大きいディスプレイを使ったりと、当然のようにオフィスで作業することが多かったですが、4月以降は通勤を控えてリモート推奨に。在宅で仕事をつづけるものの、目の前の景色は毎日変わらず坦々とした日々。そうこうしているうちに緊急事態宣言が出て工事がストップする案件や、外部との打ち合わせを延期するお客様もでてきて、5月に入り仕事をお休みすることに。。

これからの働き方と暮らし方を探る

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 引越に向けて粛々と片付けをしつつ、まずは散歩から。休みの日に釣りができるのも魅力的!ということで、Sandwich仲間の日比野さんや小島さんとあーだこーだとこれからの働き方と暮らし方のイメージを相談しつつ散歩へ出かけてみる。稲村ヶ崎、久里浜、小田原、、、日当たり良い。町の感じも程よい。空き店舗や空き家も多く、リノベ案件とかできたら楽しそう。家賃の負担も少ない。平屋の物件とか楽しそう。朝から23区内の現場でもいけなくはない。7月に移転予定の下北沢のオフィスへもいけなくはない。週に1、2回オフィスへ出るならありかもな。ハザードマップみるとまあまあの浸水区域。逆に週末に釣りに遊びにでかければそれで良いのでは?という感覚が育つ。下北沢なら小田急線沿線が便利か。あれ、隣駅の町田なら横浜線の終電の心配なくなるな。町田もそこそこ空き店舗目立つし、リノベ案件あり得るな。港町よりむしろ郊外に関わりつくっていく方が自分の感覚的に違和感ないかも。町田は畑も多いから、そのうちチャンスもあるかもな。ということで、一旦たどり着いたのが町田駅徒歩10分の平屋2K物件

・2Kあれば仕事部屋と生活部屋を分けて、1日の中でメリハリつけれる
・平屋ならじわじわ家庭菜園に手を出しやすそう
・ミミズコンポスト再開できそう
・町田なら下北沢に出るのも快速急行で30分かからない
・徒歩圏なら終電でもOK

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 ついでに町田には、コワーキングスペース( https://www.incubation-office-agora.com/ )もあるので、日によって使い分けして、町田とのつながりをつくるのもいいかもな。と考えながら、契約を進めようとしていたところでとある物件が目に止まり。。。

”本町田のはたらける1Kプロジェクト”の始動

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 1Kの物件ながら、一般的な賃貸住宅と違って、コモンルーム(共用部)を色々と使えるコモン付き賃貸とコレクティブハウスが併存した何やら新たな試み。設計には大学の先輩である鎌田さんが関わっているらしい。この際、ちょいと見ておくかと。

 まちのもり本町田 https://machinomori.co-plus.co.jp/

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 内見してみると部屋は昔ながらの単身寮仕様。でも、共用部のスペースがいくつかあるので、そこは2Kを選ぶのと条件は同じ。というか可能性は広がるかもしれない。DIYがOKということは、工夫次第で面白くできそうな予感も!!これは、せっかくの引越しの機会を活かさないのはもったいない!!すかさずお休み中の同僚の小島さんたちととともに、”本町田のはたらける1Kプロジェクト”を始動。引越日から逆算してロードマップ作成。普段の仕事を超える?!集中力を発揮して日程調整をしながらどうにか。DIYの床と壁のところはkumiki( https://kumiki.in/ )のくわばらさん&にわさんにコーディネートしてもらいつつ、引戸の古材はリビセン( http://rebuildingcenter.jp/ )で手配しつつ、引越作業まで段取り。オーナーに工事の了解をいただくべく、なるべく具体的に内容をお伝えしつつ、DIYスタート

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 一般的に1Kの間取りではベッドが中心になる。仕事はオフィスでするものなので、寝るための部屋になる。リモート環境では、1日を過ごすことになる。そこで、はたらくことを中心としたときに、集中作業とリラックス&リフレッシュすることを一つの部屋の中で使い分けができるような計画に。

ざっくり予算イメージ
・ペンキ 2万円
・床 10万円
・壁本棚と机 15万円
・引戸とホワイトボード 10万円
・カウンター 5万円
・電気 8万円

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はたらける1Kではたらく

 引越後の最近の働き方。緊急事態宣言が解除されて徐々に仕事の依頼が回復。月曜日は朝からZOOM会議が続いて夕方にいたる。金曜日はオフィスへ出てオフラインで顔合わせ。その他の日は、リモートで作業しつつ、必要に応じて打ち合わせに出かける。終日在宅作業が続いても、お昼ご飯はソファで食べる。コーヒーもソファで飲める。引越し前にはリビングのテーブルで仕事も食事もしていたのとは違う過ごし方になった。溜まったアイデア出しはホワイトボードで思いついた順に書きためる。部屋の中でも席の移動があるので、気分を入れ替えやすい。オフィスで作業するのと比べ、作業性でロスがない。対面での打ち合わせや現場確認など、1日のスケジュールの中で前後の予定から使いやすい場所を選びながらはたらくようになった。

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withコロナで必要になった”はたらく場所選び”

 はたらく場所を見直してみて、リモートを活用しながらはたらく感覚というのが見えてきた。一般的にはオフィスorリモートかという2者択一の話題が多いが、実態としてはスケジュールに合わせて、はたらく場所を選ぶようになったのが新しい感覚。今後は、地元町田でのつながりも広げて、仕事をつくったり、2拠点居住をしたり、多次元の働き方ができたら面白いな。未来町田会議、少し地元民として関わっていきたい( https://machida.life/ )。

 コロナの影響はまだしばらく続くことが想像される。今まで家は休むことが中心的な役割としてデザインされてきた。今後、はたらける場所を家に確保していくことは、働き方の選択肢を増やし、効率を高めていく上でそれなりに大切になってきそうだ。今、レイアウト変更を検討されているお客様のオフィスでも、withコロナ環境でのオフィスのあり方を話し合っているが、どのようなはたらく場所の選択肢をつくっていくか?がテーマになってきている。もし、オフィスどうするか考え方を整理したい〜、ということありましたら、ぜひお手伝いさせてください〜。もちろん家の見直しでもOK!

withコロナによって顕在化した、はたらく場所選び
・社内も社外もzoomが定着。相手のオフィスへ出向かないことが失礼ではなくなった。対面でやった方が良いか、リモートでやった方が良いかは、前後の予定と内容から決まってくる。図面を使った打ち合わせでは書き込みもあるので、やはり対面の方がやりやすい。
・結果的に、会議と会議の間の時間が0分になりやすくなった。以前なら移動時間があるので、その間に食事をしたり、移動が気分転換になっていたが、打ち合わせ中に食事をとるくらい連続して打ち合わせをするスケジュールになってしまうことがある。在宅ならミュートしてレンチンできるので、その点は都合が良い
・カレンダーを見ながら、どこでZOOMをするか、場所選びに気を使うようになった。場合によっては、1日のどこかに対面の打ち合わせがはいると、その場所を起点に前後の居場所を考えるようになった。以前ならスケジュールの組み方を考えていたような気がするが、今はスケジュール毎の場所をどうするか?を考えるようになった。その時には、オフィス、家、コワーキングスペース、近くのカフェなどを前後の予定に合わせて選ぶようになった。これがはたらく場所選びの感覚。
・勤務時間がフレックスになったので、朝早くに在宅でスタートするなど選択の幅が広がった。パフォーマンスを落とさずに働ける場所を確保しておくというのが今は大切になっている。その点で、オフィスでは個人作業が全くなくなるということではない。打ち合わせの前後に作業をしたいから。
・beforeコロナと比べると移動時間が減った分、密度が高まっている。夕方の疲労感も高くなった。これを前提としたペースの作り方が必要。1日8時間というのは本当なのかもしれない。以前は休憩しながら長く働いていたということかも。
・アポを取らないと相談ができない可能性がある。というところは特に新卒の子達はかわいそうではある。今までならオフィスに居れば声をかけてもらえるけど、うまくいっていないことに周囲が気づけない可能性が高くなる。意識せず共有できる今までのオフィスの良い側面はコロナで失われてしまった。
・どこに住むか?今までは寝るために帰る場所だったが、日中も過ごす場所になる。仕事の前後の過ごし方をどうするか? 今回の引越しを経て、今までは保育園と大家さんとのつながりしかなかったところが、住まいに関わる人だったり、コワーキングの人だったり、少し広がっているところも面白いところ。
・在宅ワークはリアルな話し相手がいなくて辛かったけれど、コワーキングスペースへ通うようになると行き帰りの挨拶がありがたいな〜と感じた。
・きっとコロナが来ていなければ、どの場所ではたらくか?ということはあまり顧みられなかっただろう。なぜならオフィスに集まった方が効果が高いという前提が広く共有されていたから。その効果はあるものの、集まらなくてもできることを探るなど、一度、今までの常識を横に置いて見直すことができるのは、コロナという機会が与えてくれたチャンス。自分にはどんなはたらく場所があると良いのか?今の働き方をふりかえってみると、オフィスも家も少し変わって行く必要があるのではないでしょうか〜

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グリーンカーテンのゴーヤ。食べてよし!とのこと
チャンプルにてごちそうさま


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メンバー参加によるオフィスづくりの専門家。2016年秋よりヒトカラメディアに参画。時にはDIYやワークショップを交えながら、チームワークを育むための新しいオフィスづくりを広めていきます〜 http://hitokara.co.jp/

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