「スマホ脳」を読んでみて
お母さんお父さんの皆様
「スマホ脳」という本は御存知でしょうか。
2020年に日本で発売された本で2021年に最も売れた本とのこと。
私自身が
「スマホばかり見ているなぁ」
「ショート動画を見ていたら何か気持ちがだるくなるなぁ」
「子供たちが”わすれもの!”とスマホ持ってくるの何だかツライなぁ」
などとスマホとの向き合い方について一考していたところ・・・
Amazonのおすすめに出てきました(いやすごいよAmazonさん)。
ということで今回は勝手にこの本を紹介したいと思います↓↓
個人的にはこれは子育て世代の全てのお母さんお父さんは読むべき本です。
それでは始めましょう。
スマホは新たなドラッグ
まずはこれ。スマホは新たなドラッグ。第3章の内容です。
内容を簡単にいうと
スマホは興味をひいてもらうためにドーパミンが出るように作られている
スマホの通知機能がその一端を担っている。
なんなら「通知がくるかもしれない」という状態が人間の興味を引いている。
「もしかしたら通知があるかも」などの不確かな結果を脳は欲している
内容はこんな感じ。
具体的に言えば
やたら通知させて欲しいと頼んでくるアプリ
更新をするときに下にグイッと引っ張り、まるでスロットマシーンのように更新する仕組み
いいね機能を搭載したSNS
などは依存させるための仕組みということになります。
どうですか?この章だけでも興味出てきませんか。
集中力こそ宝
これは第4章の内容。前段が必要ですが、
実はスマホが机上にあるだけでも集中力は途切れます。
この辺は感覚的にも分かりますが、衝撃的なのは
たとえそれが他人のスマホだとしても・・・
らしいです。他人のスマホでも机上にあれば脳構造的には集中が散るらしいです。
さらに・・・
スマホをサイレントモードにしていても気は散り
文章内にリンクがあっても気が散り
講義中にPC操作をさせると学習能力が落ちる
などなど。スマホから少し脱線した内容もありますが、大変参考になりました。
他にもググるという言葉の通り、情報がネットに落ちていると分かれば脳は記憶しなかったり、食事の際に手元にスマホがあると食事そのものが楽しくないという感覚に陥るなど、この章も結構衝撃的でした。
バカになっていく子供たち
これはタイトルからして刺激的ですが、第7章の話。
大人でさえスマホを制限するのは大変なのに子どもの場合は・・・
と言った内容。
子供は自分を律する脳の発達が遅れるもの
一方でドーパミンも一番活発な時期でもある
つまりスマホ依存になりやすいのに年齢制限もなしに使用させている。
簡単ですがこんな内容。
少し、私の意見をここで挟みますがこの本を読むまでは
「スマホ社会」であり「タブレット社会」でもある。
この世の中はスマホを使い倒した方が、、、なんならこの文明の利器を土台として子供は成長する必要があるだろうぐらいに感じていました。
私は別のnote投稿で子供を「ちいさな大人」として扱おう!とも話していましたが、その考えがスマホの扱いに関しては間違っていると述べられています。
話を戻しますが、この章ではっきりと
タブレットでの読み書きは発達を遅らせ
タブレットでのパズルゲームなども同様で
髪とペンで読み書きさせ、紙のパズルを扱わせるなどが重要で
公園で遊ぶことも重要
と説明されてありました。
私の感想
この本を読んでの私の感想ですが、端的に言えば
「スマホとの関係性を考え直さないといけなくなった」です。
いわゆるスマホはどっちかというと敵側なのかな?ということ(使い方による)。
具体的に起こした行動は以下の通り、
通知はLINE以外すべてOFFにし、
寝る時用に目覚まし時計を購入し、
子供の前ではスマホ操作を意識的に止めるようにした
結果どうなったかというと
劇的に睡眠が改善されるようになりました。
私自身”睡眠の維持”に難があったのですが、起床時にはスッキリするようになりました(相変わらず睡眠中に起きはしちゃいますが)。
また、子供との会話が増えることになりました。
これは同時に実施した食事中のTVオフも関係しているとは思います。
・・・いや、ほんとにこの本を読んでよかったです。
少し話は逸れますが、「積極的に公園に行く」については子供が生まれてからずっとしています。
そして気づいたことは
幼稚園などで明るく、積極的で、よく話題に上がる子はよく公園で見かけるということ。
つまり、公園でよく遊ぶことはこの本でも言っている通りかなり重要だということ。
ということで改めてリンクつけておきます(マジでオススメします)
以上です。
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