見出し画像

【読書録】運転者

今回、アマゾンで購入して読んだ本は喜多川 泰さんの「運転者」です。
この本を完読後に、もっと明るく楽しく生きよう!という気持ちになりました。

【大まかなあらすじ】
妻と娘を家族に持つ岡田修一はフルコミッションの生命保険会社で働いているサラリーマン。
大口契約であった保険の解約をキッカケに家族との軋轢が生まれ、雲行きが怪しくなっていく中、あるタクシーに乗って不思議な運転手と出会う事により、修一の考え方や生き方が大きく変わるキッカケになる。
そんなお話です。

「忘れちゃダメですよ。上機嫌。機嫌が悪いと、運の転機をつかむアンテナは感度が鈍りますからね」

作中67ページから抜粋

この言葉は刺さりましたね。
不機嫌は周囲に悪影響を及ぼすので、周りの人間も不愉快にさせ、近寄りがたくなります。例え嫌なことがあっても、冷静で機嫌よく笑顔で振舞うことで視野を広く保つことができ、アンテナが敏感になり、運気がめぐってくるんだろうなと思います。

努力してもどうせ報われないだろう・・・嫌な事ばかりな人生。
しかし、そんな事を思う時間があれば、まずは日頃の自分の行いや立ち振る舞いを見直してみる事です。

そうする事により行動が変わり、めぐり逢いが増え、運が付いてくるんだろうなと感じています。

是非、皆さんもこの本を読んでみてください。
多忙にかまけて、何か大切な事を忘れてしまっている自分に気付くキッカケになるかもしれません。



この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?