受け止め過ぎたらぶっ壊れた話
同じ状況の人がいるようでしたら参考にして、自分を大事にして下さい。
私は現在会社員を休職して回復に向けて治療中です。
1.はじめに
去年の10月から今働いている会社に転職しました。
実は以前にも働いていて、10年ぶりの出戻り。
1年間ずっと戻ってこいオファーをもらっていたんです。
フリーで自由に建築の仕事とカメラマンしていたのですが、諸々検討の上で出戻りしました。
副業もOKな会社なので、会社員兼広告写真家として活動している訳です。
オファーを受けて戻るという事は、まあそれなりに過去の実績や会社の置かれている状況から新しく求人するよりも効果的だと思われたのでしょう。
2.前任者がめちゃくちゃだった
手を焼いてる業務があり、どうやらその担当者の状況が良くないらしいとの話は聞いていたが、開けてビックリ!
進めるべきプロジェクトが全然進んでおらず、解決策も提示できていなく、納期すらわからない状態。
よくもまあ、会社としてここまで放置していたなと感心するなと。
昔働いていた時に携わっていた業務なので、10年のブランクありながらも進め方を思い出す。
結局今となって思う事は、彼の能力の問題もあるが聞ける人が居なく、周りも手伝わなかったというのが原因なんだろうな。
どんどん迫る年末と年度末。
これを正常化するのが私の役目と、毎朝彼とミーティングして仕事の順番の進捗や微調整と今日まずやるべきことを明らかにし、問題はあるか?を確認して時にはマネジメント、時には事務作業、そしてクレーム対応を日々奔走した。
着任して1週間目くらいからメイン担当引継ぎましたと言うと、まずお客さんからめちゃくちゃ怒られるから始まって、毎週いろんな方から苦情を受けまくっておりました。
この苦情はお客さんはもちろんですが、協力会社からもなので全方位的に、そして彼は結局数か月後には退職したのですがその後も引きずるほど強烈な状況でした。
基本的に私はお客さん対応とか電話は好きではない。
だけどできるし、平均点以上は取れるのでもちろんやります。
2.この時起こった体調不良
着任し月末くらいには、毎日頭痛と首・肩コリ。
頭痛薬がホント手放せない状態に。
こんなに頭痛薬毎日飲んでて良いのかな?と思ってました。
あと、ミンティアとコーラ、気分を変えるのにガンガン課金しました。笑
忙しく過ぎて行く毎日。
3か月目くらいには、朝起きると必ず歯が痛い。
虫歯?と思ってましたが局所的ではなく、顎が痛いという事でした。
寝ている時に歯を食いしばっているようです。
このころから奥歯の銀歯が外れるようになりました。
いろんな所の詰め物が定期的に外れるので、しょっちゅう歯医者通い。
そして眠りが浅くなりました。
疲れて眠りたいのに朝4時とかに目が覚める。
いつもは6時起きだったのに。
さすがに眠れないのはキツく、日中眠くなることや心理的不安感もあり、このタイミングで心療内科を受診しました。
もちろん「うつ症状」と判断されましたよね。
初診のタイミングで血液検査もされましたが、中性脂肪値が正常範囲の最大値の倍越えだったのもビックリ。
入社直前に行った健康診断では、全くの正常値でした。
睡眠薬と精神を安定する薬を処方してもらい、現在も通院治療中です。
そして業務もピークになった10か月目
情緒不安定というか、心の余裕が全くなくなった。
ちょっとしたイレギュラーが起きると、すぐ怒るようになった。
自分でもわかる余裕の無さで自己嫌悪。
11か月目、耳鳴りが酷くなって左耳が聞こえない事が増えた。
この耳鳴りは2種類発生していて、キーンという高音のが常時。
そして左耳だけに発生する低温系の響く耳鳴り。
左耳は状況によっては、ほんと聞こえない。
耳も聞こえなくなると判断力も低下するのか、複数言われても対処できていた事が、このとき出来なくなった。
完全に壊れた。
3.自分で受け止めすぎない
入社時に既に役職付で入って、現在は営業所の所長代理という立場もあれば業務遂行のためにいろいろ受けるのですが、受けすぎてはダメですね。
とっとこランサーさんのこのTweetほんと目からウロコでした。
人のせいにするな!と聞かされて育ってきた人間は、やっぱり責任を受け止めて、いや受け止め過ぎてしまうんです。
これ大事だと思います。
だから同じ状況の人、「人のせいで起こったことは、ひとのせい」にして下さい。
4.受け止め過ぎて壊れたら
壊れてしまったら休みましょう。
ホントは壊れる前に休むべきです。
もちをん事前に業務体制の改善など会社へは言ってみて下さいね。
私は、応援の人員をたまに投入してもらって業務を進めてました。
休む前のポイントとしては、社内規定を一度確認してください。
見るべきは、
・有給休暇の付与されかた
・代休の扱い
・休職の扱い
・傷病手当金申請
ですね。
私は入社1年目でこの状況になってしまったので、有給休暇がもともと少ないんです。
もし、タイミング的に増える要素があれば目安が立てやすいです。
休職も勤続年数で最大取得日数など規定があります。
予備知識があると、進めやすいです。
休職すると(有給以外で)給与が出ません。
なので生活費をどうするか?という事がネックで休職できずに症状が悪化していく事もあろうかと思います。
その場合は、加入している健康保険から傷病手当金の制度を利用できるかもしれませんので、各保険組合に確認してみるのが良いです。
もちろん給与よりは低い金額ですが、ゼロより全然よいです。
そのほか、実際に休職の際にはいつも給与控除されている社会保険料や退職金積立などの費用は別途会社に一度払う必要があるかどうか?
などでしょうか
また、その後の復職のタイミングの考え方はこちらの方の記事が参考になりますね。
5.さいごに
人生いろいろな事がおきますね。
前任者を呪いたい、そして出戻る気になった自分も。
だけど、自分の人生なんです。
自分の生き方を見つめる事が必要な時期なんだと思うようにしなさいと妻からも言われた。
40代半ばですが、私の次の軸足を考える良い出来事だったのかもしれません。
そして、一旦立ち止まる事を快く承諾してくれた妻には感謝しかありません。
私の撮影活動(商用以外)での費用に充てさせていただきます ご支援宜しくお願い致します