GRスナップ vol.25 川沿いの街

ときどき川沿いを歩きたくなる。

ビルに囲まれた街に比べ、ここでは時間が穏やかに流れているような気がする。
こういうところに来たくなるときは、忙しない日常に少し疲れているときなのかもしれない。

最近は駅から駅までを歩くのがマイブーム。
今日は新小岩駅で電車を降り、荒川を越えた先にある平井駅に向かい歩いていく。

この日は少し暖かった。
今年は桜の開花も早いそうだ。

ビルばかりの場所かと思っていたけど、
以外とそうでもない。
大きな商店街もあり、ところどころに
下町のような雰囲気を感じられた。

14:30ごろ。
冬の光はほんとうに綺麗だ。

少し狭い路地。
こういうとき28mmという画角が頼もしい。

時代を感じる商店街の景観

商店街を歩くときは
脇道を出たり入ったりしながら進む。

先日降った雪が、道路の端に
まだ残っていた。

なんとなくお気に入りの一枚。

気づくと川沿いを歩いていた。

川の流れがとても緩やかで、
ゆらゆらと水面が揺れていた。

雪だるまだったものたち

都会に近づくほど強気な鳩が多くなる。
いつも道を譲るのは僕の方だ。

さあ、これから橋を越えていく。

途中で勝負を挑まれた。

船が通ったあとの波。

荒川を越えた。
ここはもう平井なのだろうか。

2連勝✌️

日没までまだ少し時間があったため、
平井駅のすぐ近くにある旧中川に
やってきた。

川沿いの土手をゆっくりと歩く。

写真は気分転換へ出かけるための良い口実だ。

息抜きする時間がもったいなく感じてしまうほど忙しいときも、写真を撮りに行くついでならいいか。と納得することができる。

食べる。寝る。のように優先順位が高いのだ。
写真という存在は、欠かせない生活の一部なのだなと改めて実感した。

今日も散歩に、いや写真を撮りに出かけよう。