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SE退職エントリ


お久しぶりです。ユタカタです。

前回の投稿から大分期間が空きましたが、コロナにも罹らず、日々テレワーク⇔自社出社な毎日を過ごしております。

さてタイトルにもある通りですが、この度2020年11月にてSE職からデータサイエンティスト職へと転職いたしました。

そんな感じで、今回は転職するに至った経緯ですとか、転職活動の内容、転職後の感想などなどを垂れ流していきたいと思います。

前職の概要

前職では、メーカー系SIer(就活界隈でいうところのメー子)にてインフラ系SEとして約2年半務めました。

といっても入社してから最初の半年はまるまる研修期間でしたので、実質仕事をしていたのは2年弱位な認識ですが(笑)。

主な仕事内容は、社内向けのインフラ領域(OS・ミドルウェア製品)のシステム設計・構築業務を担当し、小規模案件から大規模案件まで、様々な案件に参画することができました。

次に、前職で良いと感じた点・イマイチと感じた点について述べていきます。

前職で良いと感じた点

①研修・資格試験対策が充実していること

比較的大企業という事もあってか、特に新卒社員に対する育成制度は今にして思えばかなり充実していたと思います。

特に、受験料がかなり高いベンダー資格(LPICとかAWSとかシスコ系とか)の受験費用を会社が負担してくれる(しかも1資格につき複数回!)ので、その点はかなり魅力に感じました。

②比較的穏やかな人が多いこと

母数がかなり多い&あまり長い間働いた訳ではないので偏った意見になっているかもしれませんが、少なくとも自分が参画してきたプロジェクト内の社員さんはみんな穏やかな人ばかりでした(もちろん例外も居ましたが同じプロジェクトになることはなかったため、その点も運が良かったかな〜と思います)。

そのため、怖い上司や性格的に合わない上司などが存在しなかったため、1年目から伸び伸びと萎縮することなく業務にあたることができたので、かなりやりやすかったです。

③休暇が取りやすい、福利厚生が安定していること

業務の繁忙度によりますが、有給休暇が比較的取りやすい環境であったと思います(人によっては、月に3〜5日連続で取る人もいるほど)。また、年齢の節目(40歳、50歳など)やライフイベント時(結婚など)に大型連休を取れる制度などが存在していたため、プライベートな時間を充実させたい人にとっては融通の利きやすい会社だと思います。

また、通勤手当だけでなく家賃補助や扶養手当なども出るため、まさに到れり尽くせり状態でした。

前職でイマイチと感じた点

①PCのスペックが非常に低いこと

メモリ4GB、数十分おきに一度wifiが切断されるくらいに貧弱なNIC、ディスク容量が数十GB程度(50GB以下です)などなど、いくらインフラ系の業務がメインとはいえ、およそ技術者向けに提供されるPCとは思えないような低スペックなマシン環境でストレスがマッハでした。

Microsoft社製のアプリを複数起動するだけで動作がもっさりしてしまうのはさすがに。。。

②つまらないと感じる新入社員向け業務が多かった点

大企業の新入社員あるあるだと思うのですが、新卒研修を終えた後も新人向け研修・業務というのは存在します(入社2年目研修、3年目研修みたいに継続していき、4年目以降からは徐々に減っていきます)。

新卒研修自体を半年間実施しており、新人向け研修に時間を割くぐらいだったら実務の方に取り組みたいと自分は考えていたため、かなり消極的に参加していました。

また、研修の内容が自身にとって興味のあるものだったらまだ良かったのですが、新卒研修や就活時に行ったグループワークとほぼほぼ大差ない内容であり、正直あまり興味のない&スキルが身につかない内容であったため、極力参加せずに済むようにしておりました。もう模造紙へのお絵描きワークはこりごりです。

次に、転職を決めた理由について述べていきたいと思います。

転職を決めた理由

上記のイマイチに感じた点①、②も転職理由の一部とはなりますが、ここではさらに、転職を決意するに至った決定的な理由について述べていきたいと思います。

①希望部署への配属、希望業務へのアサインがされなかったこと

はい、これが転職理由の6,7割型を占める内容です。

前会社では、入社後に複数回の配属希望面談を実施した後に、配属される部署が決定される仕組みとなっておりました。

就活面談時にもこのシステムについては一通りの説明がなされ、その時の面接官曰く、「7,8割型の新人は希望部署へと配属される」といった説明があったため(※)、「じゃあ第1希望、最低でも第2・第3希望の部署には配属されるかな〜」といった軽い認識でいたのですが、いざ蓋を開けてみると第1希望〜第3希望の全てが棄却され、全く希望していない部署へと配属されることになってしまいました(笑)。

(※)実際、自分の周りの7,8割の同期は希望が通っている印象でした

この時点でかなり落ち込む&仕事へのモチベーションが大幅ダウンしていたのですが、まあそういうこともあるかと当時は自分を無理やり納得させました。

ですがさらに、新しい部署に配属された後に、現在稼働している2案件のうち、どちらに参画したいか希望を聞かれたのですが、ここでも自分が希望する案件ではない方にアサインされることに\(^o^)/

ここまで来ると落胆するというよりかは寧ろ笑えちゃうくらいには精神がおかしくなっていたかと思います。

②20代の間は技術スキル、マネジメントスキル両方とも身につかないと感じたため

これも自分にとっては致命的でした。

まず技術スキルについてですが、部署に配属された当初は、様々な案件を経験していくことで、Windows OS・Linux OSなどのOS製品、GCPやAWSなどのクラウドソリューション、各種ミドルウェア製品(DB製品、Webサーバ、仮想化技術)、DockerやAnsibleを始めとするInfrastructure as a Code技術などなど、これらインフラ関連の知見や技術を身につけることができると考えていたのですが、業務では自社製品に関する設計・構築業務ばかりを行っていました(※)。

(※)語弊がないように言うと、自社製品の"開発"ではなく、自社製品の"設定作業"のみを担当していました。

定年までこの会社で勤め上げるならば、自社製品に関する深い理解が役に立つ機会があるかとは思いますが、自分にはそのビジョンがあまり無かったため、この点がかなりマイナスに感じました。

次にマネジメントスキルについてですが、これについては、ある程度役職が上がらないとマネジメント側に回ることができないため(少なくとも、前社では30代前半〜中盤以降にならなければ昇進できない印象でした)、20代のうちはマネジメントスキルについてもほとんど身につけることはできないと思いました。

上記のような事情もあり、社会人生活の中で一番気力・体力・時間が備わっている20代の時期を無為に過ごしてしまう可能性が高いと判断したため、転職を決意しました。

転職活動について

転職活動は2020年の6月くらいにスタートしました。

本当は2020年の4月くらいからスタートしようかと考えていたのですが、コロナの影響で4月上旬から緊急事態宣言が発令されたこともあり、世間がある程度落ち着いてから始めようという流れになりました。

しかし、緊急事態宣言が開けてからもコロナの影響が完全に払拭されることはなく、このままコロナが収束するのを待っていてはいつまでも転職活動を始めることは出来ないなと感じたため、緊急事態宣言が解除された1,2週間後には転職活動を始めていました。

※現に、この記事を書いている2020年12月31日時点でも収束するどころか寧ろ感染拡大している有り様なため、当時の自分の判断は間違えていなかったと思いますw

転職活動開始当初は、複数の転職サイト(indeedとかリクナビとかwantedlyとかその他諸々)に登録し、エージェントと連絡を取りながらいくつかの求人に応募&履歴書・経歴書の準備を進めていました。

しかし、ちょうどこの時期から炎上案件へとアサインされてしまったため、毎日21時22時まで働いた後に、家に帰って履歴書やその他の準備をするという精神的にかなりきつい時期でもありました。

そして、興味がある企業2〜3社に応募し、その中でも一番興味のある企業から真っ先に内定を頂いたため、2020年8月には転職活動を終えることができました。

応募企業数が比較的少ないこともありますが、それ以上に1次面接から最終面接まですべてweb面談ですすめることが可能であったため、思っていた以上にスケジュールの都合がつけやすく、スムーズに転職活動を終えることができました。

転職後の感想

転職先にて約2ヶ月間の勤務を経験しましたが、正直、日々の業務の中で自身の力不足を感じる瞬間が多いです^^;

ですが、比較的技術に興味がある&高いスキルを持っている人が多く、いい意味で環境に揉まれているといった印象なので、自分的にはむしろ願ったり叶ったりな状況です。

仕事の内容も前職よりも楽しいと今の所感じているため、結果的に転職して正解だったかなと思います。














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