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平塚市民・すべての市民にできること

3月28日71歳にて永眠されました坂本龍一さんのご冥福をお祈りします

神奈川県へ。「(海岸林)現地の占用許可を下ろさないでください」
神奈川県へ。「占用協議に応じないでください」
平塚市で。「市民の声を届けてくれる人を選び、応援します」

わたしたちにできることがたくさんあります。
平塚市 市民一人一人の考えを、一番に届けてくれる人を探してみませんか。
神奈川県 への「わたしの提案」が、海岸林を守る力になります。
神奈川県 の危機管理責任を追及することが、必要です。

1.神奈川県に「わたしの提案」を届けることができる

わたしの提案(神奈川県への提言) - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

神奈川県へ訴える理由

平塚海岸の樹林帯を管理しているのは神奈川県です。
このため、平塚市に対し、現地の開発を許す権限は神奈川県にあります。
神奈川県は、自管理下である海岸林の伐採を含む開発を平塚市に許せば、世界的に恥ずべき事例を作ってしまうのです。

神奈川県が現地の占用許可を下ろす際の断基準はシンプルです。
「開発によって住民生活環境に大きな影響が生じないこと」
具体的には下記へ示しました。

「現地の海岸林の占用許可を下ろさないでください」
神奈川県に対して、県の責任問題として、ハッキリと言葉にして訴えることが重要です。
また、同じ人が何回訴えても退けられるだけであることから、
数多くの人たちが、訴えを寄せていくことが重要です。

要素1 平塚市は海岸林の機能を無視して伐採するため、「開発によって住民生活環境に大きな影響が生じる」

・海岸林は、海岸砂防林の機能を果たしています。
・海岸林の津波に対する減災効果は、2011年東日本大震災時の千葉県で撮影された映像に、海岸林が津波浸水速度を落とさせる記録が残っていることから実証済みです。
・海岸林の伐採により現地の「風環境」は変わり、飛砂防備機能も損ねられ、後背地住民の生活に大きく影響します。このことは風環境の専門家の書物においても明示され、また常識的に考えて当然のことです。
・平塚市は、「海岸林に津波に対する防護機能はない」とする誤った認識をし、「保安林指定がなされていないから切ってよい」としています。
・平塚市は、龍城ヶ丘エリアの海岸林がもつ「津波被害の減災効果」
・「飛砂防備機能」を有する現状を顧みず、住民安全を置き去りにしたまま開発を進めようとしています。

要素2 平塚市は適切に住民対話を行っていないため、「開発によって住民生活環境に大きな影響が生じる」ことによる地元住民からの伐採反対の声がやまない

・平塚市は、海岸エリアに居住していない(当事者ではない)一部の賛同の声のみ拾い上げて「住民対話は済ませた」と言っています。
・平塚市は、地元住民が、自治会をあげて海岸林の伐採に反対しているにもかかわらず、国土交通省へ提出する「官民連携事業手法検討報告書」に「平塚市の開発計画は地域住民の合意を得た」と書きました。
・地元の自治会連合会からは、市の政策に対して正式な抗議文が提出されました。
・この計画がいかに住民対話を適切に行っていないかを証明しています。

要素3 平塚市は反対意見の署名は期限切れという論理で、「開発によって住民生活環境に大きな影響が生じる」ことを懸念する地元住民の声をねじ伏せている

・平塚市は、計画への賛成意見は有効としながら、海岸林伐採反対の一万筆を超える署名に対しては、「期限切れで無効だ」として向き合いません。
・反対意見が期限切れなら、平塚市が神奈川県および警察と協議する際に「住民合意が取れた」とする主張は、以下の矛盾を抱え破綻しています。
・下記は、平塚市が神奈川県および警察と協議する際に主張した「住民合意が取れた」とする見解と事実との矛盾点です。
・一万筆の伐採反対意見が集まる現実は平塚市が住民合意を取れていない証拠であること
・反対意見が期限切れなら賛成意見も期限切れのため、平塚市は住民から賛成をもらえておらず、住民合意は取れていないという現象が生じること
・平塚市は、海岸砂防林を大規模伐採する開発の合理性を住民に説明できていないため、反対意見を非論理的な文脈でねじ伏せることで、計画推進の流れをかろうじて保たなければならないような状況に、自ら陥っています。

要素4 平塚市は、「開発によって住民生活環境に大きな影響が生じる」ことを否定できるような、合理的な説明や納得を促せる十分なエビデンスをもち合わせていない

・平塚市は、海岸砂防林を大規模伐採する開発計画の妥当性について、具体的なエビデンスを提示できたことがありません。
・平塚市が開発の合理性を十分なエビデンスとともに地元住民に対して示していないために、地元住民は「開発によって住民生活環境に大きな影響が生じる」ことを隠したまま開発を進める平塚市のやり方を信用していません。
・自治会長らは、市政の在り方に相当量の違和感を覚えたため、市政の改革には本音で対応しなければならないと感じています。
・平塚市の開発計画が本当に住民対話の上で合理的な説明や納得性をもって進められていたならば、ここまで反対運動が巻き起こる現実とはなっていなかったはずです。

神奈川県へのお願いです。

・龍城ヶ丘エリアの海岸林が神奈川県の管理下である以上、神奈川県が現地の住民安全、住民のいのちを預かっているという責任意識を強く持ってください。
・住民安全を無視し、住民合意を偽装して進める平塚市に、勝手な海岸林開発をさせないでください。
具体的には、
  ・平塚市による占用協議に応じないでください。
  ・龍城ヶ丘エリアの海岸林を保安林に指定してください。

提案方法

フォームメール
 フォームメールはこちらから(別ウィンドウで開きます)

ファクス
 045(210)8833に送信してください。

手紙
 ハガキ、封書等どのような形式でも差し支えありませんが、
 「わたしの提案」である旨を明記してください。
 なお、提案専用の用紙・封筒(料金受取人払い)を
 県機関、各市区町村の窓口等に備えていますのでご利用ください。
   送付先
   〒231-8588 横浜市中区日本大通1
   神奈川県政策局政策部情報公開広聴課広聴グループ

神奈川県ホーム、県民の声・広聴、わたしの提案(神奈川県への提言)https://www.pref.kanagawa.jp/docs/h3e/cnt/f3492/



2.市民の声を届けてくれる人を応援することができる

計画に対し、明確に住民安全の視点や緑地伐採への異議をシンプルに訴えている人を選び、応援しましょう。その人は必ず、平塚市全域の声を聞くことができる人であるからです。

市長

市長が海岸林の伐採に反対意見をもち、安全性の問題を認識し、確固たる信念で開発を見直すことを表明すれば、開発計画を白紙にすることが可能となります。そして何より、未来を託せるクリーンな人。

市議

平塚市では26名の市議のうち13名が過半数基準となります。
13名の市議会議員が、海岸林の伐採に反対意見をもち、安全性の問題を認識し、確固たる信念で開発を見直すことをブレずに議会で表明すれば、
開発計画を白紙にすることが可能となります。

市民と、市議・市長は、対等です

市議と市長は議会で市政のための具体案を審議し互いを監視します。
市民は、さらにこれを監視します。
そのようにして、健全な市政が回っていきます。
もし、市民が監視の義務を怠り、市政に無関心になると、
市議や市長が力を強めます。

参考記事:【統一地方選挙の前に理解しておきたいこと】|西久保ゆうすけ(ユスケンラボ)|note


どんな人がいる?

現職の市政関係者や新しい活動を始めた方について、
平塚市の開発計画に対する考え方をアンケート調査しました。
公開アンケート実施報告 龍城ヶ丘プール跡地の整備計画

質問2に対する自由記載回答には、各自の考え方が示されています。
本アンケートに回答いただいた方のうち海岸林を守る意見については、
ひらつか海岸新聞10号に特集されました。
本紙以外でも小林陽一氏飯田まさなり氏が同じ主張を掲げています。


海岸林を守る意見 個人別(敬称略)


小林陽一 龍城ケ丘樹林帯をきれいにする会 代表
情報公開請求を粘り強く実行し、自分の足で動く。
いま、最前線で行動している人。
目的と効果を常に考える。

平塚市の海岸整備は矛盾だらけ|小林陽一@龍城ケ丘樹林帯をきれいにする会|note

防災林を切るという話しに対して、近隣市民を中心に猛反対の渦が巻き起こったのは言うまでもありません
平塚市が県に対して説明した資料を入手したところ そこには、2ヘクタール以上の事業面積がないと補助金が出ないと書いてありました
補助金のために海岸防災林を切らなくてはならないの?
納得いきませんよね

出典:平塚市議会選挙に行こう!|小林陽一@龍城ケ丘樹林帯をきれいにする会|note
https://note.com/yowkey/n/n196851111a2a


(海岸新聞10号より抜粋、アイウエオ順、敬称略)

飯田まさなり 平塚市食育推進会議委員 
多角的な平塚改造計画が特徴的。食品安全の視点を持ち、広く市民にとっての安全性を理解する資質を備える。平塚改造に向けた課題はどれも具体的。

出典:https://iida-masanari.jp/free/policy

快適な住環境の整備
〜住みたい住み続けたい街へ〜
・龍城ヶ丘プール跡地整備に関し、樹林帯を守り、塩や砂から近隣住民の快適な住環境を守る。

出典:【政策】平塚改造計画2023 - 飯田まさなり (iida-masanari.jp)
https://iida-masanari.jp/free/policy



3.豊かな海と暮らす平塚市民の会へお声がけください

広報や署名集め、自然調査など一緒に活動できることが沢山あります。
豊かな海と暮らす平塚市民の会
(略称:市民の会)
連絡先: yutakanaumito@yahoo.co.jp

webページ
note:https://note.com/yutakasea
Twitter:https://twitter.com/yutakaSEA
Facebook:https://www.facebook.com/yutakanaumito/


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