平塚市の海岸整備は矛盾だらけ

龍城ケ丘樹林帯をきれいにする会代表の小林陽一です
平塚市の海岸は防災林に守られて、遠くには富士山を望む自然あふれる場所です
その海岸には市民に親しまれたプールがありましたが2013年に閉鎖され、廃墟のママで既に10年になろうとしています
当初市民に説明されたのはスケートボードパークなどでした
東京オリンピックでの盛り上がりを考えたら、プール跡地だけを早々に整備したら平塚海岸が有名になったかもですね
ところが!2017年になって、突然、平塚市は市民への丁寧な説明をせず計画を変更しました
なんと、海岸防災林を切って大きな駐車場や、バーベキュー場を作るというのです
防災林を切るという話しに対して、近隣市民を中心に猛反対の渦が巻き起こったのは言うまでもありません
平塚市が県に対して説明した資料を入手したところ
そこには、2ヘクタール以上の事業面積がないと補助金が出ないと書いてありました
補助金のために海岸防災林を切らなくてはならないの?
納得いきませんよね
住民の命や財産を守る防災林と補助金のどちらが大切なんでしょうね?
公表されている計画図面のまま整備されると、海風が砂や塩を巻き上げて駐車場や広場のところから住宅地へ吹き抜けてしまうように見えます
神奈川県の資料には134号線の海側と陸側の両方に防災林が必要と書いてあります
平塚市は海側防災林は無くても大丈夫と市民に説明していますが
矛盾してますよね
専門家によると海岸の防災林はすぐには成長しない
数十年かけて育った樹木を切るのは無謀として平塚市の計画を非難しています
自然あふれる平塚の海岸を守りたいですね

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