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【育児】娘の行き渋り②

娘の行き渋りへの職場の反応

前回に続き、今回は職場の人たちの反応やサポートについてです。
私は非正規からちょうど正社員になって2年目で、娘の幼稚園への行き渋りがひどくなりました。
ありがたいことに、現在では上司や同じチームの方々には理解してもらうことができています。
元々女性が多い職場で、子育て世代のママやパパが多いチームに配属されていたなど、様々な幸運がいくつも重なった結果だと思っています。

ただ、娘の行き渋りに理解してくれる職場とはいえ、毎日というわけではないのですが、遅刻すると周囲の目が気になり、私もストレスで精神的にきつくなってきました。

上司との面談

ぽぽの幼稚園への行き渋りがひどくなってきたころ、ちょうど上司との面談がありました。新しい上司には、仕事のことだけでなく、ぽぽの最近の様子を伝え、周囲に迷惑をかけているから退職を検討していると伝えました。
すると上司は

「仕事はあなたの代わりにできる人が他にもいる。気にしないで娘さんの行き渋りに付き合いなさい。娘さんのお母さんは、あなたしかいないんだから。代理が聞かない大切な仕事だ。」

そして、退職する必要はないと。
こんな素敵な上司に出会えることはないと思い、私は現在もこの職場に勤めています。この言葉には救われました。

ですが、真面目すぎる性格の私は、のちに精神的に参ってしまい定期的に現在も産業医のカウンセリングを受けています。



ただし他の社員からは直接言われるわけではないですが、私の待遇には不満を持つ人がいてもおかしくないと思っています。
私が遅れて出勤することで自分たちに仕事が回ってきます。そういったところから不満が出るのはむしろ当たり前だと思います。

だからこそ、私ができることは何かと考えて「信頼できる先輩・同僚」になる行動を意識しました。
・基本笑顔。
・質問をされたら、手を止めて話を聞く。
・不機嫌にならない。
・感情的にならない。大きな声を出さない。怒らない。
・仕事の進捗状況はこまめに確認する。
・丁寧な言葉を選んで伝える。
・休憩時間には雑談する時間を持つ。
・挨拶と感謝は忘れない。
・自分が間違えたときは、きちんと謝る。
・自分の悩みは隠さない。

ちょっとしたことですし、ビジネス書に書いてあるようなことばかりですが、私のなかで大切にしている行動です。
この軸を持つようになってから、私も人付きあいが少し良くなったと思っているので、これからも続けていくつもりです。

特に最後の悩みは隠さない。
これは今回の場合、特に重要でした。
先輩ママやパパ、お孫さんがちょうど娘と同じくらいの年代の先輩方には今日はこんなことがあったと行き渋りのことだけでなく、楽しかったことや面白かったこと、夫の愚痴も含めてよく話をするようにしました。
先輩ママたちの中には、不登校の子供をもつ方もいたため、お互いに共感できることや、こうすればいいかもなど様々な情報交換ができたことは私にとってとても大きなものでした。


独身の人が頑張るのか?

私はもともとネガティブな思考回路を持っています。
もしかしたら私は良く思われていないかもしれない・・・なんて、勝手に想像して落ち込んだこともよくありました。

当たり前ですが、子育てをしていない人が私のフォローをして当たり前!なんて全くことは思っていません。
独身だろうが、子育てが終わっていようがそれぞれの家庭ではそれぞれの事情があります。
いま私のサポートをしてくれている人たちが助けを必要とするとき、
「私、やりますよ。」
と、言う人になりたいです。
できる人が、できるときに。できる事だけを。
それが支え合うということなのではないかと、偉そうにも考えます。


とまあ、こんな感じで職場では現在ぽぽの行き渋りについては一応理解してもらえている状況です。
いろいろな意見があるとおもいますが、もし、行き渋りと仕事とで悩んでいる方がいるならまずは悩みを信頼できる人に話してみてほしいなと私は思います。

次回は、小学校の入学前の事前相談についての出来事をお話したいと思います。

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