メタバースでの商品販売は、リアル店舗の接客が強みに ~ ビームスの事例
ECサイトよりも、現実のショップに近い
世界最大級のVR(仮想現実)イベント「バーチャルマーケット」に参加し続けているセレクトショップの「ビームス」。
バーチャル空間で商品を売ってみた結果…これまでのリアル店舗での接客が強みにもなっている、とのことです。
(バーチャルで、リアルのノウハウが活きるのは、おもしろい)
ビームス曰く、メタバースで「ものを売る感覚」は以下とのこと。
バーチャル空間であっても、アバターという「人」を介して商品販売を行うので、ECよりもリアル店舗の感覚に近いようですね。(納得)
なので、バーチャル店舗の運営も以下の通りです。
本物のスタッフが店頭で接客をするのは、外国の方から見るとクレイジーなのですね。
でも、その結果が以下の通り。
バーチャル空間で店員さんと繋がり、実際にリアル店舗に足を運ぶ、オンライン&オフライン横断の体験は、ECとはまた違ったユーザー体験の提供になっていると思うのです。
メタバース×リアル店舗の可能性とは?
ここ数年、「リアルの良さ」と、「デジタルの利便性」を組み合わせて、いかに優れた「お買い物体験」をつくるか、というのが一つのテーマになっています。
リアルでは、実物の商品に触れる、店員さんと会話する、ブランドの世界観を感じる、といったリアルだからこそのフィジカル(身体的な)な体験を提供する役割が求められるようになってきています。
では、ここに、メタバース=バーチャル店舗の選択肢が加わってくるとどうなるのか?
ビームスのメタバース事例を見る限り、ECのような利便性というよりも、リアル店舗のような体験提供、ブランド体験の役割が向いているように思えるのです。
また、バーチャル空間であれば、リアルの店舗では絶対できないような店舗設計だったり、装飾だったりという「空間演出」も自由自在です。その上で、店員さんと会話もできたりと、「面白い×新しい体験の場」を提供できそうです。
メタバース時代では、リアル店舗を持つ企業が、勢いを持つ時代になるもかもしれません。
<追記>
メタバースの記事は、こちらのnoteにもあります!
もし、気になりましたら、どうぞ!
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