ディズニーキャラクターから学ぶ、人付き合いがラクになる方法1

1.はじめに


 近年、精神疾患の患者数が増加するなど、精神的な不調を抱える人が多くいます。その原因の最たるものに、人間関係の悩みが挙げられています。私自身も以前勤めていた職場の人間関係によって精神疾患を患いましたが、その際に交流分析に出会ったおかげで、心の不調は回復し、現在は心身ともに健康に過ごしています。このような経験をした私は、人間関係によって精神疾患を患った人、またそのことで悩みを抱えている人たちの力になりたいと思い、対人関係の悩みを解消する心理療法の交流分析を紹介したいと考えました。

 しかし、世間での認知度が低く心理療法という難しいイメージを抱かれがちな交流分析をそのまま伝えるのではなく、多くの人々に知られ、そして筆者である私が愛してやまないディズニーの映画やキャラクターたちを例に用いて紹介したいと考えています。

 ディズニー映画には、キャラクター間でのやりとりが頻繁に行われ、その姿や描写は現実世界での人間関係や他者とのコミュニケーションとも似ています。キャラクターたちも私たちと同様に、作中で対人関係が上手く行かず息詰まることもありますが、その都度交流分析で紹介する方法を用いて苦しい状況を打破しているように感じました。これらのことから、ディズニー映画には交流分析の要素がふんだんに用いられており、作品を例に用いるのは適格だと考えました。

 また、数多くのキャラクターたちも登場するため、気軽にそして楽しみながら交流分析を学ぶことが出来るため、継続的に学習することができると考えています。

 それでは、人間関係に悩みを抱える人に有効な心理療法「交流分析」を、ディズニーの映画やキャラクターたちを例に用いて紹介していきたいと思います。

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