土橋裕太/ M&AコンサルティングCEO

会社の売買を自らが経験、圧倒的な当事者意識に基づく鋭いコンサルティング力が強み。 見た…

土橋裕太/ M&AコンサルティングCEO

会社の売買を自らが経験、圧倒的な当事者意識に基づく鋭いコンサルティング力が強み。 見た目以上のパフォーマンス、親しみやすい人柄と外見で、幅広い人脈に恵まれてきたと自負している。趣味のトライアスロンからは学びが多く、ライフスタイルに大きく影響。ボディメイクと健康にも意識を高く保つ。

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自己紹介

株式会社M&Aコンサルティング 代表取締役 複数のIT 系ベンチャー企業の立ち上げに参画したのち、株式会社Style1 の代表取締役として起業、2006 年7 月には三井物産、住友商事など数社を株主に迎え事業拡大する。 2008 年にはCGM 型育児支援サイト「ママスタジアム」を株式会社インタースペースに事業売却するなど、企業売買を繰り返して同社も売却。 また、2012 年10 月よりFacebook で500 万のファンを持いる株式会社サティスファクションギャランティー

    • トライアスロンへの挑戦

      体が大きい事もあり、筋トレについてよく聞かれる。筋トレはもう10年以上、週2日はするように心がけてきた。趣味というのもあるが、経営者として体作りは仕事の一環、という考えもあって、日課として継続している。 自分自身のメンテナンスを日頃からきちんとできているかどうかが、仕事のパフォーマンスを左右する。そのことに気づかせてくれたのは、2014年から始めたトライアスロンだった。私はトライアスロンに魅了され、一時はいくつもの大会に出ていた。最近は参加できていないが、トライアスロンからの

      • 初めて起業した会社が空中分解した件を、経営者20年目の今振り返ってみる。(後)

        私が最初に起業した会社、株式会社Style1がその後どうなったのか、簡単に言えば空中分解してしまったということを、前回の記事でお伝えした。またその理由の一つに共同代表が持株割合同率の株主になっていたことがある、というのも書き記した。今回はその後編ということで、なぜ共同代表が同率株主だったことが大きな問題に繋がったかを中心に、空中分解するまでの話を詳しく書きたいと思う。 ◆想像の範疇になかったトラブル。思いがけないところに落とし穴。 2006年ライブドアショックが起き、資金

        • 初めて起業した会社が空中分解した件を、経営者20年目の今振り返ってみる。(前)

          私が最初に起業した会社、株式会社Style1がどうなったのかと興味を持ってくださる方が多いので、今日はその話をしたいと思う。 一言でいえば、Style1は空中分解してしまった。 空中分解したとはいえ、最終的には売却し、今も会社は存続している。だがそこに至るまでには紆余曲折があった。その原因はいろいろあったとは思うが、一番大きな原因はStyle1の創業時における株式の持分にあった。 ◆共同代表との株の持分割合 Style1は私がまだ株式会社Xavel(ゼイヴェル)に

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          バリュー~M&Aコンサルティングが掲げる7つの行動指針~

          これまで2回にわたり、コーポレートスローガン、パーパスと株式会社M&Aコンサルティングとしての考えを自分なりの考えも加え、ご紹介してきた。最後となる今回は「バリュー」。 会社及び社員が日々の業務で意識する行動、姿勢、また共有すべき価値観についてお話しする。 弊社では7つのバリューを掲げ、追究している。 ①機会(Opportunity) ②託される存在(Entrusted) ③誠実(Integrity) ④圧倒的当事者意識(Commitment) ⑤プロフェッショナリズム(P

          バリュー~M&Aコンサルティングが掲げる7つの行動指針~

          パーパスにこめた想い~果たすべき使命をどう考えているか~

          前回のコーポレートスローガンに引き続き、今回は当社のホームページへ載せているPURPOSE(パーパス)について、自分の想いを含め、言葉の意味を掘り下げてみる。 PURPOSE(パーパス)は「果たすべき使命・存在意義」 「ステークホルダーからの信頼をもとに、事業承継・M&Aのコンサルティングを通して地域経済さらには日本経済の発展に貢献します。」というのがホームページへ載せている文面だ。 事業承継というのは今、そしてこれからの日本経済において、無視することのできないキーワー

          パーパスにこめた想い~果たすべき使命をどう考えているか~

          コーポレートスローガンに込めた想い~未来を創造する~

          今回から三回に渡り、まだ触れていなかった株式会社M&Aコンサルティングのコーポレートスローガン、パーパス、バリューについて、私なりの想いをお話ししようと思う。 ホームページに一通り掲載しているが、そこには書ききれなかった想いがある。 「未来」という言葉をきいたとき、 イメージするもの…… それは人それぞれ違うと思う。 私が未来を考えるとき、 頭の中には「次の世代」という言葉が浮かぶ。 弊社のコーポレートスローガンは、 未来を共創する Create the next st

          コーポレートスローガンに込めた想い~未来を創造する~

          自分を起業に向かわせた、唯一無二の才能の話。

          以前、起業したときの話をnoteに書いたところ、割と反響があったので、今回は、自分を起業に向かわせた大きな要因について、書いてみようと思う。 起業したのは、自分のやりたいことをやり切るためだった。 起業すれば、自分のやりたいことができる。 それを目の前で示してくれたのが、当時私が在籍していた株式会社Xavel(ゼイヴェル)の社長、大浜さんだ。 大浜さんは魅力のある人だった。 一言で言えば、独創的で鋭く面白い。 それも、そんじょそこらの「面白い」ではない。 想像を絶す

          自分を起業に向かわせた、唯一無二の才能の話。

          ゼロイチ起業家へ、第二創業のススメ

          自分が経営者となって22年が過ぎた。 その間多くの経営者との出会いがあり、交流があり、自分も含め、経営者と一口に言っても、いろいろなタイプがいるというのを肌で感じてきた。 細かく分ければきりがないが、大きくは、自分で事業を立ち上げることが得意なゼロイチ(0⇒1を創り出す)起業家と、企業価値を向上させるのが得意なイチゼロ(1⇒10に成長させる)経営者に分けられる。 ※ここでは省略してゼロイチ、イチゼロと呼ばせてもらう。 私自身は、圧倒的にゼロイチ起業家のタイプだ。 ゼロイ

          ゼロイチ起業家へ、第二創業のススメ

          利益相反が起きてしまうM&A仲介業は悪なのか ~否!~

          先日弊社では、四半期の決算を終えて、全社会議を行った。 弊社の決算は1月なので、今回は年度初めの会議でもあった。 そのため、この1年の振り返りの話となり、ややボリューム感ある内容となった。 今回の特徴的なプログラムとして、 重要事項説明書についてのデモンストレーションを、模範となる社員に発表してもらったというのがある。 重要事項説明書は、M&Aを考えているクライアントが契約を検討する際に、仲介契約又はFA契約の内容や違いなど、中小M&Aガイドライン(中小企業庁)に基づき説明し

          利益相反が起きてしまうM&A仲介業は悪なのか ~否!~

          経営者になる~その時の記憶~

          はじめましての方とお会いすると、 私が起業した時のことをご質問いただくことがある。 先日の投稿に対しても、 「最初は何で起業されたんですか?」 「起業されたのはどういったきっかけですか?」 などと私の起業時についていろいろと反響があった。 いろんなことをしてきたので、 何から始まって、何を経て今に至るのか、興味を持ってくださる方が割と多いようだ。 ミレニアムと言われた2000年。 私は20代後半に突入したばかりで、(株)Xavelに入社し、ガールズウォーカーを立ち上げた。

          経営者になる~その時の記憶~

          経営者はだいたい迷子になりやすい~壁打ちでNO.1の相談内容は?~

          今朝スケジュールを確認したら、都内で壁打ちの予定が3件はいっていた。 私との壁打ちでは、 経営者にその時抱えている状態や悩みを吐き出してもらい、 現状の問題を確認しながら、 進むべき道をいっしょに一緒に探していく。 私が受ける壁打ちで一番多いのが、 「自分の会社は今うまくいっているのか」という相談だ。経営者というのは、得てして迷子になりやすいのだ。 一番多い相談内容は「自分の会社はうまくいっているのか?」 「自分の会社は今、どんな状況なのか」 「うまくいっているのか、

          経営者はだいたい迷子になりやすい~壁打ちでNO.1の相談内容は?~

          私がM&Aという業界に身を置く理由

          M&Aには、可能性がある。 後継者のいない事業を、まだ続けていける可能性。 今ある事業を、もっと幅広く展開する可能性。 頭打ちになっている業績を、大きく伸ばす可能性。 国内にとどまっているものを、世界に広げる可能性。 日本経済を、抜本的に救う可能性。 M&Aという切り札が、 日本を救う可能性を持っている。 私はM&Aの可能性を信じ、 この仕事に社会的意義を感じ取り組んでいる。 また、この仕事には、 物を売買する仲介とは違う、 人の人生に「寄り添う」力が求められている

          私がM&Aという業界に身を置く理由