土橋裕太/ M&AコンサルティングCEO

会社の売買を自らが経験、圧倒的な当事者意識に基づく鋭いコンサルティング力が強み。 見た…

土橋裕太/ M&AコンサルティングCEO

会社の売買を自らが経験、圧倒的な当事者意識に基づく鋭いコンサルティング力が強み。 見た目以上のパフォーマンス、親しみやすい人柄と外見で、幅広い人脈に恵まれてきたと自負している。趣味のトライアスロンからは学びが多く、ライフスタイルに大きく影響。ボディメイクと健康にも意識を高く保つ。

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自己紹介

株式会社M&Aコンサルティング 代表取締役 複数のIT 系ベンチャー企業の立ち上げに参画したのち、株式会社Style1 の代表取締役として起業、2006 年7 月には三井物産、住友商事など数社を株主に迎え事業拡大する。 2008 年にはCGM 型育児支援サイト「ママスタジアム」を株式会社インタースペースに事業売却するなど、企業売買を繰り返して同社も売却。 また、2012 年10 月よりFacebook で500 万のファンを持いる株式会社サティスファクションギャランティー

    • たった2カ月半でM&Aを成約させた話

      相談を受けてからM&Aが成約するまで、最短でどれくらい必要かと問われることがある。ケースバイケースなので明確な答えはないのだが、過去には約2か月半で売却に至った案件があった。 2019年のことだ。 ECでネイルチップを売るという、Web通販事業を売却したいということで、ご相談を受けた。私がECに経験値や見識があるということで、ご紹介いただいた案件だった。 早く売却できる企業や事業というのにはいくつか要件があり、この会社はそれを満たしていたが、一番の決め手は、管理が行き届い

      • 「ちょっとコーヒーいかない?」VOL.1 〜3ヶ月前に私の会社にやってきた公認会計士、秋永信〜

        私が代表を務める会社、M&Aコンサルティングが入居しているオフィスの3階にはコーヒーなどのドリンクバーがある。私は、出社しているメンバーには「ちょっとコーヒーいかない?」と声をかけ、積極的にコミュニケーションを取るようにしている。今日は、今年の4月に入社した公認会計士の秋永を、コーヒーに誘ってみた。 土橋:この前の北海道は大変だったね(笑) 秋永:まさか北海道に行って初対面のアポをドタキャンされるとは思いませんでした(笑) 土橋:あの時、俺に電話をくれた秋永は、ぶっちゃ

        • 生き方について大きな影響を受けた、なおさん(本田直之さん)の話

          二か所に生活の拠点を置く「デュアルライフ」。注目を集めているライフスタイルであり、憧れを抱く人も多い。私自身その一人だ。 新型コロナウイルスのパンデミックによる影響で、リモートワークの必然性が高まったこともあり、今や世界中どこにいても仕事ができる時代となった。それでも、理想とする「デュアルライフ」を実践できている人はまだ少ない。 そんな中、2007年から先駆けてデュアルライフを実践しているのが、本田直之さんだ。レバレッジコンサルティング株式会社の代表取締役で、著書も多数お持

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          「環境を与える」という教育の仕方

          先日、ある経営者の方と話をしている中で、教育の話題となり、環境が与える影響について、大変盛り上がった。経営者間の会話で教育というと、読み手の方は社員教育・新人教育というワードを想像されるかもしれないが、私はこの話で、息子のことを思っていた。 私には息子が二人いる。 上の息子が19歳、下の息子が14歳と、もうだいぶ大きくなった。いろいろな局面で、まだ手助けを必要としているが、これまで与えてきた教育的要素が少しずつ形になって見え始めてくる年齢だ。私の息子として生まれたことによっ

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          Style1売却後に残ってしまった多額の借金。どうやって返したのか?

          初めて起業した会社、株式会社Style1は、空中分解したあとに、なんとか売却することができた。(詳しくはこちらの記事ごご覧ください。https://note.com/yutadobashi/n/n0055a7433f31)しかし借金を肩代わりしてもらって体裁を整えて売却できた、というだけで、実態としては借金が残った。それも少ない額ではない。具体的な金額は生々し過ぎるので伏せておきたいが、都内でタワーマンション一室を買うことができそうなくらいは、借金を抱え、当初完済は遠くに感じ

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          売却を目指して起業⇒3年後に理想的な売却を遂げた話

          2020年、3年後の売却を目指して起業したという経営者の方をご紹介いただき、コンサルタントとして相談に乗らせていただいた。ちょうど3年がたった2023年夏、理想的な売却を遂げることができた。売却額としては、10億を超える金額での売却だった。 このスピード感は、IT業界だったからこそではある。他業界では数少ない、積み重ねと相関しない飛躍的な成長が望める業界だ。とはいえ、ここまで予定通り成長し、目指した通りの売却に至るというのは、誰にでもできることではない。 初めてお会いした時

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          トライアスロンへの挑戦 ~洞爺湖後半は、まさに苦行!~

          トライアスロンを始めて、たった2レース目で洞爺湖のアイアンマンに挑戦するというのは、無謀だった。前回書いたバイクまでの行程で、そのことを嫌というほど思い知った。でもまだレースは続き、そして諦めてはいなかった。 前回までの話はコチラ(https://note.com/yutadobashi/n/n00d0cf1fea19) 苦しみに耐えたバイクが、なんとか終わったけれど、その先にはランがある。それも42.195キロという、走ったことのない長距離だ。 すでに足はパンパンだった

          トライアスロンへの挑戦 ~洞爺湖後半は、まさに苦行!~

          トライアスロンへの挑戦~第二戦は予想をはるかに上回る苦闘!~

          経営者の仲間に誘われ、軽い気持ちで始めたトライアスロン。初戦、ホノルルでのレースは反省を残しつつも、大変楽しいチャレンジでした。 トライアスロンへの挑戦|土橋裕太/ M&AコンサルティングCEO (note.com) ホノルルでのレース後のアフターパーティの席で、次のレースに出ないかという誘いがきた。三か月後の8月に北海道で行われる、IRONMAN(アイアンマン)というレースだった。 アイアンマンはホノルルとは比べものにならないくらい距離が長く、道のりも過酷と言われている

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          ひと月の3分の1は出張している私が、出張先で大切にしていること。

          一か月の内、10日は東京を離れている。主に支社のある都市への出張だ。 ◆首都圏以外の都市に支社を置く理由 事業承継の支援を必要としている経営者は、東京よりも地方の方が多い。だからここ数年、私の会社では首都圏以外の地方都市に支社を増やしてきた。大阪、名古屋、福岡、静岡、京都、沖縄……現在6つの支社がある。 支社を設立するのは、その地域において信頼される存在になる、という目的がある。 何かあった時にすぐに駆け付けられる地元に拠点を持っていることは、お客様にとって安心感につな

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          横浜キャピタル株式会社と資本業務提携を締結して、思うこと。

          https://mmac.cc/press/press-10031/ 弊社は、2024年3月29日、成長分野の中小企業に積極的な投資を行っている横浜キャピタル株式会社と資本業務提携を締結し、第三者割当増資による出資を受けた。また、今回の資本業務提携に伴い、2024年4月22日に、横浜キャピタルの田邉俊治代表取締役との対談を実施させてもらった。この詳しい内容は弊社のHPに掲載しているので、ぜひご覧いただきたい。 ◆横浜キャピタル(横浜銀行グループ)との資本業務提携 横浜キ

          横浜キャピタル株式会社と資本業務提携を締結して、思うこと。

          トライアスロンへの挑戦

          体が大きい事もあり、筋トレについてよく聞かれる。筋トレはもう10年以上、週2日はするように心がけてきた。趣味というのもあるが、経営者として体作りは仕事の一環、という考えもあって、日課として継続している。 自分自身のメンテナンスを日頃からきちんとできているかどうかが、仕事のパフォーマンスを左右する。そのことに気づかせてくれたのは、2014年から始めたトライアスロンだった。私はトライアスロンに魅了され、一時はいくつもの大会に出ていた。最近は参加できていないが、トライアスロンからの

          初めて起業した会社が空中分解した件を、経営者20年目の今振り返ってみる。(後)

          私が最初に起業した会社、株式会社Style1がその後どうなったのか、簡単に言えば空中分解してしまったということを、前回の記事でお伝えした。またその理由の一つに共同代表が持株割合同率の株主になっていたことがある、というのも書き記した。今回はその後編ということで、なぜ共同代表が同率株主だったことが大きな問題に繋がったかを中心に、空中分解するまでの話を詳しく書きたいと思う。 ◆想像の範疇になかったトラブル。思いがけないところに落とし穴。 2006年ライブドアショックが起き、資金

          初めて起業した会社が空中分解した件を、経営者20年目の今振り返ってみる。(後)

          初めて起業した会社が空中分解した件を、経営者20年目の今振り返ってみる。(前)

          私が最初に起業した会社、株式会社Style1がどうなったのかと興味を持ってくださる方が多いので、今日はその話をしたいと思う。 一言でいえば、Style1は空中分解してしまった。 空中分解したとはいえ、最終的には売却し、今も会社は存続している。だがそこに至るまでには紆余曲折があった。その原因はいろいろあったとは思うが、一番大きな原因はStyle1の創業時における株式の持分にあった。 ◆共同代表との株の持分割合 Style1は私がまだ株式会社Xavel(ゼイヴェル)に

          初めて起業した会社が空中分解した件を、経営者20年目の今振り返ってみる。(前)

          バリュー~M&Aコンサルティングが掲げる7つの行動指針~

          これまで2回にわたり、コーポレートスローガン、パーパスと株式会社M&Aコンサルティングとしての考えを自分なりの考えも加え、ご紹介してきた。最後となる今回は「バリュー」。 会社及び社員が日々の業務で意識する行動、姿勢、また共有すべき価値観についてお話しする。 弊社では7つのバリューを掲げ、追究している。 ①機会(Opportunity) ②託される存在(Entrusted) ③誠実(Integrity) ④圧倒的当事者意識(Commitment) ⑤プロフェッショナリズム(P

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          パーパスにこめた想い~果たすべき使命をどう考えているか~

          前回のコーポレートスローガンに引き続き、今回は当社のホームページへ載せているPURPOSE(パーパス)について、自分の想いを含め、言葉の意味を掘り下げてみる。 PURPOSE(パーパス)は「果たすべき使命・存在意義」 「ステークホルダーからの信頼をもとに、事業承継・M&Aのコンサルティングを通して地域経済さらには日本経済の発展に貢献します。」というのがホームページへ載せている文面だ。 事業承継というのは今、そしてこれからの日本経済において、無視することのできないキーワー

          パーパスにこめた想い~果たすべき使命をどう考えているか~