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【積極的に休む!?】アクティブレストとは?

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「明日はゆっくり休んでください」と言われて、皆さんは具体的になにをしている姿を思い浮かべますか?

「休みの日だから何もしたくない」、と家でゴロゴロしている方もいるでしょう。または一日中寝て過ごす方もいるでしょう。

ですがたまには「積極的に休む」をして、もっと疲労回復してみませんか。
今回は「積極的に休む」とはどういった意味なのか、大切さとその方法について紹介します。

1.アクティブレストとは?

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疲労回復に効果的な方法は身体を動かすこと、つまり運動です。運動ときくと、余計に疲れるのではないかと感じる方もいると思います。ですが、人間の身体は不思議なことに、適度な運動することで疲労回復を促す仕組みに出来ています。

「あえて運動して休む」ことで、効果的に疲労回復ができる方法です。このことから、積極的に休むことをアクティブレストとよびます。

反対に、「身体を動かさずに休む」ことをパッシブレストとよびます。パッシブレストには安静、休養、睡眠などがあり、悪く言えば、「家でゴロゴロする」もパッシブレストに含まれます。


休む方法は、アクティブレストとパッシブレストの2種類です。この2種類をバランス良くとる必要があります。

しかし、身体を動かさなければならないからか、パッシブレストが選択されがちです。アクティブレストを選択し、より効果的に疲労回復させましょう。

2.アクティブレストによる疲労回復の仕組み

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運動することで、疲労回復効果のある成長ホルモンが分泌されます。これには、睡眠の質の向上、血流改善による疲労物質の排出の効果があります。そして、ストレスホルモンが低下しストレスが発散され、疲労回復する仕組みです。

スポーツ選手が試合後にするストレッチなどが良い例です。もともとは連続試合を要求されるスポーツ選手が、試合後に素早く疲れを抜くために開発された疲労回復法です。より早く、より効果的に疲労回復を促せます。

3.アクティブレストの方法

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アクティブレストをするには適度な運動が良いでしょう。激しい運動では、逆効果になり余計に疲労が溜まってしまいます。無理のない、心地よい程度の運動が最適です。

3−1.ストレッチ

デスクワークしている方は頭や目を動かします。そのため肩や足腰に、筋肉の張りによる違和感や疲労感があらわれがちです。

これらを感じた場合、少しの時間でもストレッチする時間をとり、固くなった身体をほぐしましょう。身体の張りや疲労感を緩和する効果が期待できます。

3−2.有酸素運動

ランニングのような息の上がる速度ではなく、ウォーキングやジョギング程度の速度が最適です。通常の負荷よりもさらに低い強度の負荷をかけることを心がけましょう。

有酸素運動は多くの酸素を身体に取り入れる運動です。酸素と血液が供給されるため、よりストレス解消、疲労回復の効果を期待できます。さらに、カロリー消費と新陳代謝の向上からダイエット効果にも期待できます。

3−3.入浴

疲労回復したいときほど湯船に浸かりましょう。浮力による筋肉の張りの緩和と、水圧による血流促進が期待できます。これはシャワーでは得られない、大きなメリットです。

無理なく心地良さを感じるために、少しぬるく感じる程度のお湯が良いでしょう。38~40℃程度の温度がオススメです。

また、一時的な体温の上昇から睡眠の質の改善にもつながり、より疲労回復効果が期待できます。きちんと湯船に浸かることが、疲労回復の近道です。

3−4.短時間にできる運動

短時間にできるアクティブレストを紹介します。時間をとって運動できない方でもできる簡単な方法です。仕事の合間などに取り入れていきましょう。

・階段をつかう
・通常よりも長い距離を歩く
・散歩する
・背筋を伸ばす
・(立った状態で)脱力する
・甘いものを食べる

これらのような簡単な方法でもアクティブレストとして有効です。時間に限りがある方は、どんどんアクティブレストを取り入れて、疲労を軽減しましょう。

まとめ

生きる上で身体の健康は大事です。疲れていると感じたときは、何もせずに休むだけではなく「積極的に休む」、アクティブレストを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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