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中学生の自分に「ありがとう。」と感謝を伝えたい。

2回目の継続コーチングを終えてみての振り返りをnoteにまとめていく。 

最近ZaPASSのコーチをつけた。2ヶ月前くらいかな。

もともとコーチを付けたいと思っていたが、きっかけがなく彷徨っていた所にめぐり合わせで良い出会いがあったのでお願いした。

「ありがとう。」と感謝の気持ちが言えない自分

5月29日(土)の20:00に2回目のセッションがあり、1時間という時間だったが、自分の中で大きな発見があった。それは、中学生の自分に「ありがとう。」と感謝の気持ちを伝えられない自分を見つけた。

セッションの中でのやりとり。

中学生までは一生懸命生きていた。でも高校生からは部活をやらずに逃げてしまった。そこから人生を一生懸命生きてないし、常にパフォーマンスを恐れて生きている自分がいる。諦めた自分、逃げた自分に後悔をしている。

コーチ:「中学生の時の自分に何か伝えるなら何を伝えますか?」

自分:「逃げるな、戦え。立ち向かえ。」と叱咤激励を飛ばす自分。

コーチ:「感謝の言葉を伝えるなら何を伝えますか?」

自分:「何も出てこないです。感謝の気持ちなんて持てないです。」

そうして2回目のセッションは終わりを迎えた。

僕にとってサッカー部でのできごとは辛くて、辞めたくて、逃げたかったこと。「痛いのは嫌だ。我慢して辛く、惨めな思いをするくらいなら部活なんてやりたくない。」そう思うものであり、自分にとっては深い傷になっている。高校生からは逃げる人生の始まりだったし、どう頑張っても「ありがとう。」なんて言えない記憶だった。

泥臭くて、下手くそだったけど輝いてた中学時代。

中学生の僕はサッカー部に入っていた。サッカーは小学6年生の夏前から始めたこともあり、サッカー部の中では一番下手くそなプレイヤーだった。

中学でサッカー部に入る人は小学生からサッカーをやっている。みんなはとにかく上手い。その人達と一緒に練習することが何よりも恐かった。どんなに頑張っても皆の足を引っ張ってしまう。団体競技特有のプレッシャーを常に感じていた。

練習のチーム決めなんて最悪である。目の前で「とりとり」と呼ばれる方式でチーム分けをするが、名前はいつも最後に呼ばれていた。しかも、「いらない」と言われたこともある。

そんなプレッシャーの中で思っていたことは「透明になりたい。ボールさえ来なければ、迷惑をかけることはないし、イジメられることもない。」

そう、下手くそなやつや、上手くないやつには人権がないのがサッカー部だった。中学の部活ではイジメにもあっていた。

「裏切り者、下手くそ、やめちまえ」そんな言葉が今も残ってる。

プレッシャーやイジメに耐えながらも3年間部活をやり遂げた。でも、やり遂げた時の自分に残っている部活へのイメージは最悪なものだった。

そして、高校に入ったら部活なんて絶対にやらない。絶対に。あんな想いは二度としたくない。

顧問、母親、クラブのコーチ、部活の友人、全ての人の「高校でもサッカーやろうよ。」という言葉を遮って高校からはバイトを始め、ゲームして過ごした。

中学は、辛くて苦しかったけど、がむしゃらに目の前のことから逃げずに立ち向かって生きていた。本気で100%でやってた。でも、高校では逃げてしまった。そこから自堕落に、自分に甘く、嫌なことは遠ざけて、無難に生きる。そんな人生の始まりだった。

「自分の人生を一生懸命生きたい。」と心が叫んでいる

DAYSという漫画をご存知だろうか?

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これまで、スポーツをしてこなかった主人公が高校生からサッカーを始め、一生懸命練習をしていく。下手くそでチームのメンバーに煙たがられるが、努力と根性で徐々にチームに溶け込んでいく物語だ。

その漫画を読んでいた時に、泣いている自分がいた。そうか自分もこんな風に一生懸命生きたいんだなって。高校生に戻れるなら、あの時の頑固な自分を説得してサッカー部に入る。そんで下手くそでもいいから一生懸命サッカーをやるんだって。

自分の人生を一生懸命生きたい。不器用でもいい、鈍臭くてもいい。ただ、一生懸命生きたいんだ。失敗を恐れて、パフォーマンスを躊躇する自分。自分より上手な人達がいる前では必ず、脳裏によぎるサッカー部でのできごと。胸が苦しくなる。ギュッて。でも、それに負けずに一生懸命生きたいし、一生懸命やりたい。そう叫んでいる自分がいる。

誰かの前でパフォーマンスをするのが恐い。

LDSの全体シェアが恐い。全体でパフォーマンスをするのが恐い。たけさんや周りの運営の目はサッカー部の時に感じていた目だと妄想する自分がいる。これはLDSだけではなく、エイスクールでも、コーヒーを淹れてる時でも、誰かとなにかをする時は必ずこの恐さがある。

中学の時の経験に未だに浸りたい自分がいるんだなって。ちゃんと向き合いきれてない自分がいる。LDSに通って、コーチングスクールにも通って、運営をたくさんやって、まだまだ向き合いきれてないのかよって思う自分もいるけど、でもそれでも良いのかも知れない。

乗り越えたい。

そして、この場を借りて自分に感謝を伝えたい。

あの時の自分に「ありがとう。」と言いたい

高校生では逃げてしまったけど「ありがとう。」と自分に伝えたい。あの時、自分を大切にしてくれてありがとう。あの時、周りの声じゃなく自分の気持ちを大切にしてくれてありがとう。あの時、自分を貫くことができたから今の自分がいる。あの時の選択があったから自分がいるよ。もう大丈夫。

今はここが限界。もっとありがとうって言えるはず。すこしづつだけど、何かが変化してきている。コーチング受けて良かった。そして良いコーチに巡り会えたからこそ、ここまで辿り着けた。

これからも、自分とは向き合って生きたい。自分の人生を一生懸命生きたい。「心を燃やせ。」って言葉が好きだ。「命を躍動させろ。」って言葉が好きだ。誰だって一生懸命生きている時は輝いていると思う。諦めずに今を生ききる。そんな生き物になりたい。

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