えっ?「雪やこんこん」じゃないの?
今朝、4歳の息子が窓の外で雪が降るのを見て「ゆーきやこんこん」と歌い始めた。
「おっこれは子供の想像力を伸ばす良いチャンスだ」とかしたり顔をして、「なんで”こんこん”なんだろうね〜」と聞いてみた。
そしたら、真顔で「パパ、こんこんじゃなくて、こんこだよ」とな。
え、こんこん、じゃないの?
wikipediaによると、昔からある方の童謡の歌詞では「こんこ」。
雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。
降つては降つては ずんずん積(つも)る。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木(かれき)残らず 花が咲く。
滝廉太郎がつくった幼稚園で歌えるような歌シリーズ「幼稚園唱歌」では「雪やこんこん」になっているらしいですが、オフィシャルの初出は実はこっちの方が年代的に古い(「雪やこんこん」は1901年、「雪やこんこ」は民間の童謡であるものの、1911年の尋常小学唱歌が初出という形に)ということで、もはやどっちかわかりません。
が、いずれにしても「こんこ」の語源はwikipediaによると以下のような形です。なんかかっこいい。
雪や、来む此。
まだまだ知らないことってたくさんありますね本当に。
「こんこ」の正確な意味・語源は不明で諸説あるが、「来む」(来い = 降れ)と関係がある言葉と思われている。
1. 「来む来む」(降れ降れ)
2. 「来む此」(ここに降れ)