うすらバカ

おれは今朝、いつもどおり洗濯物を整然と干し、ウンコをし、縄跳び500回をしてからシャワーでケツの穴とちんちんを洗い流し、寝癖のついた髪をシャンプーして爽快に乾かし、起きたのが遅かったのと仕事の電話に自宅で対応などしていたらあっという間に10時なんて回っていて、もういいや今日は12時出社にしようということで悠然とギターをかき鳴らしてアクロス・ザ・ユニバースなど歌いつつ、泰然とツイッターなど眺めながら通勤電車に揺られ、やれやれ今日は一日外出の予定もないのでたまっている業務をどんどんこなしていけるなぁ、友よ、人生って最高だろう?なんて鼻歌さえ歌い出しそうな勢いで出社。すると近所の取引先から請求書の記載が間違っているから修正して届けてくれないかという電話がかかってくる。バカなことを言うなお前、おれは今日外出をせずにたまっている業務をどんどんこなすと言っただろう?お前が取りに来れば良いのだ、と鼻であしらうように電話を切ったが直後、そいつの上役らしきうすらバカから電話がかかってきて外出できないなら自転車便とかでもいいからすぐに送ってくれないかと言うのだがバカかお前は?誰が自転車便を手配して誰が自転車便の金を払って誰が自転車便の兄ちゃんによろしく頼むねなんてお願いをするんだ?その時間を誰が返してくれるんだ?昔ガソリンスタンドで働いていて超混み合ってる時に手洗い洗車を頼んできたオヤジが待たされたからと言って「オレの10分はいくらだと思ってる!お前みたいなバイトとは違うんだバカ野郎!」とおれに暴言を吐いて去っていったあの時は悔しくて悔しくて仕方がなかったが、おい取引先の上役らしきうすらバカよお前、おれの10分をそんな請求書の原本を届けるなんてくだらないことに使わせていいのか?お前、一生後悔することになるよ?死ね!なんて思いながら「とにかくすぐに届けろということですね、了解しました。」と言って電話を切り、後輩に借りた緑のタイヤの自転車をぶっ飛ばして風を切り、昼飯どきを闊歩するサラリーマン、オーエルたちを波乗りのようにかわしてそのまま取引先の入っているビルのエレベーターの中まで自転車で突っ込み、自転車ごと4階まで登ってすぐさま担当者を呼び出し、スニーカーを脱いで中の小石を払い落としながら請求書を渡してそのままとんぼ返り、自転車を貸してくれた後輩に「あれ、いいね!」などと明るく礼をいいながら業務に戻り、12時間近く働いて帰りつつさぁnoteの日記に何書こうなんて考えていたら朝のうすらバカを思い出して怒り心頭、この有様、請求書はもうデータ管理しなさい。

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【「過去の日記」マガジンと重複しているので、300円→3,000円に値上げしました(2022年10月20日)】300円で雑誌を買って、60ページくらいあったとして、隅から隅まで読んだなら1ページ5円の価値ということになるけど、実際はもうちょっと高いと思う。面白いなと思ってきちんと読むページは10ページくらいだったりするからね。このマガジンも、面白く読んでもらえる日記が10記くらいは書けるんじゃないかな。300記くらい書く予定の10記くらいは。

ただの日記です。毎日書くわけではありません。不定期ですが、目標は「ほぼ毎日」です。40才。本厄。名刺の肩書きは「プランナー、ミュージシャン…

「毎日書く」を目標に、実際ほとんど毎日書いてたので、約900本の日記があります。購入してくださった方は読み放題。せめて50本くらいはアナタの中の何かに響く内容でありますよう。

過去の日記

5,000円

過去の日記、まとめました。2017年〜2020年くらいまでの、会社勤めをしていた頃の日記です。

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