「中途半端DX」が大好きな日本人
こんにちは、Yusukeです。
最近思うこと・・・中途半端なことが多すぎる。
とは言っても私自身の人生も中途半端ですが。
まー、特に後悔はしていませんが。私のことは置いておいて本題に入りたいと思います。
気になることは「中途半端DX」です。
一気に進と思ったのですが、やはり構造上の問題や使う人のスキル、費用などが絡み合い段階的にといった感じでしょう。
でも「これいらなくない?」と言ったもの多く存在します。
多くの先進国が歩んできた道のり
経済発展は多くの場合あるプロセスに当てはまります。
農耕産業から始まり、「蒸気機関の発明」 →「工業化」 →「テクノロジー化」 →「新しいイノベーション」 というプロセス。
従来の「産業革命」というやつですね。
近代、ここ200~300年ほどの間で急速に発展してきたのは周知の事実です。
長い世界の歴史の中ではほんの一部、それでも飛躍的に発展して近代史、とてもすごいことですね。
途上国がDXに対応できた理由
高度経済成長を経て豊かになった日本。
途上国はその経済発展の途中、連続成長という体験が少なく、DXが突如現れ、もたらした「非連続成長」がありました。
そして途上国は水を得た魚のように爆進的な成長を遂げました。
日本は過去の連続成長があり、それを今も社会構造で引きずっています。
「負のレガシー」とも言えるでしょうか、レガシーは簡単には手放せません。
トレードオフの原則は基本的にすべての物事に当てはまります。
途上国はそのレガシーがなく、捨てる成功体験がありません。
なので便利なものにいち早くシフトしていく、至極当然のことですね。
上記を象徴する言葉として「リープフロッグ」というこ言葉があります。
その渦中がアフリカだったりします。
アフリカだけの力で発展はもちろん難しい、自国の成長率が鈍化し始めている大国が新たな投資先、「実験場」としての場所を設定しています。
日本もこの流れに乗っていきたいものです。
早い時期に生活が豊かになりすぎた日本
私は貪欲さはなく、楽しく、気ままに、やりたいことをできる範囲で行うという生き方を選択しています。
この「ゆる~い思想」は私だけに限ったことではありません。
「世代」や「時代」によって特性が表れていることを理解しておく必要があります。
産まれた時から治安が良く、食にも困らず、教育も受けられ安定した生活インフラが当たり前のように存在していました。
相対的に「欲」というものは低下するのは容易に想像できます。
多くの人は気づきませんが、「本当に豊かで幸せな現状」なのです。
コロナでさすがに気づく人が増えたと思いますが・・・。
「中途半端」は悪ではない
グローバル思考はとても大切であり、世界は未だ「協調」より「競争」です。
世界の荒波を乗り越えていくのは鋭い嗅覚と早い行動が不可欠。
成熟した日本はこれらが明らかに鈍くなっています。
しかしこれらも平和の象徴という側面があり、一概に悪とは言えません。
あたりさわりなく、微妙な空気、前に出にくく、相手を思いやる、おもてなしなどこれらは日本独特の空気感です。
この「中度半端」が日本を支えているとも取れます。
日本のDXは今後も中途半端で進んでいくのか
人口の全体比を考えると労働人口や現役世代、デジタルネィティブのミレニアム世代は少ない。
まだテクノロジーに触れてこなかった世代が多く占めている、20年ほどはゆっくりと中途半端に進んでいくでしょう。
その世代が金塊(お金を多く持っている世代)であり、急速なDXはそこからの収益が望みくくなってしまいます。
ビジネスのセオリーなら中途半端で進んでいくのが理想というわけです。
常に「好奇心」というアンテナは張っておきたい
こんな中途半端な私でも「成長意欲」はあります。
世の中のトレンドはものすごい速さで流れていきます。
リアルタイムでキャッチアップは正直難しいですが、少し遅れても吸収しておきたいです。
脳や体に刺激を与え続ける、ドM的で落ち着きがない、おもしろいことに向けて行動おこす。
この意識を持っていいると、人生は豊かになっていく。
私はそう信じ込んでいます。
では、また次回。
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