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行政のヘタクソさの源泉

今回は一国民としての行政への不満会ですw
大きなことであれ小さな事であれ、まぁ日本の行政のする事は酷いクオリティのモノが多いですよね。
そこでちょっと思う事をツラツラと書いていこうと思います。

行政のヘタクソさの源泉

日本の行政、中央地方含めて行政が主導する事業って大体クソダサいし効果低いモノが多い印象(確かな数値は出ていないので一つの個人的意見ですがまぁそれなりに色々見てきている中でそうなのでそうでしょう)
その源泉は何かと考えると.....
『行政にいるオッサン』です。
年齢を重ねていることではなく、自己研鑽を重ねていない価値観の古い、でも決定権を持っちゃった人の事を指して『オッサン』と言わせてもらいます。v
そしてさらに悪い事はその決定する事が出来る『オッサン』に群がる『コンサルタント』が害悪の源泉だと思っています。

まず『オッサン』は決定権はあるけどモノを見る目がありません。
すると有能な部下が出した案を一蹴。
次に有能な『コンサルタント』が出した案を魔改造。
無能な『コンサルタント』が出した案をそのまま採用orさらに魔改造。
こんなもんでいい結果を出せるわけがないですよね。
『ちゃんと有能な人に任せられていない』というのが行政のヘタクソさの源泉と僕は考えています。

一方で年齢に関わらず結果を出している場合は決定権を持つ人がプロやちゃんと有能な部下に任せているように見えます。
またはやるべき事をちゃんと『決断』しています。
(決断する責任者というと元明石市長の泉さんとか菅元総理とかですかね)
逆に今の首相は政治信念を何も感じないのでフラフラしている印象。ちょっとはペーパー見ずに自分の言葉で喋ってもらいたいモノです。

行政のするべきは「管理」でなく『マネジメント』

そろそろマネジメント=管理とは違うという認識の方は増えているのではないかと思います。
マネジメントの仕事は端的に言うと『プレイヤーが動きやすくする』と言う事。
物事を動かそうとすると必ず問題が起きます。
その場で対処できるものもあれば根本的な問題もあります。後者の場合はそのプレイヤーが悪いのではなく「システムが悪い」という事で問題部分を精査して改善してまたのびのび活躍してもらう事がマネジメントの仕事です。
先ほどの『決断』もその一つでキッチリと組織の方向性を示してあげる事でプレイヤーが動きやすくなるのはお仕事していればわかるかと思います。

日本を一つな大きな組織と考えた場合、マネージャーは行政で企業や個人はプレイヤーです。
マネージャーがちゃんとマネージャーの仕事をしてプレイヤーが生き生き動けば日本はまだまだ成長の余地はあると思います。

例えば昨今話題のライドシェア。
日本版ライドシェアっていって始まりましたがあれこそマネジメントではなく管理だと思っています。
はっきり言って愚策です。
ご存知のない方もいるかも知れませんがUberなどのライドシェアは運転する方も乗せてもらう方もお互いに『評価』する事が出来ます。
振る舞いが悪ければどちらもサービスから排除される仕組み。
個人的な経験からですが、今の日本のタクシーの方が道がわからない、態度悪い、興味のない話を振ってくる、高齢者で運転怖いなど乗りたくないなと思う状態。
これは評価されないが故のシステムエラーです。
そういう意味でテクノロジーで課題を解決できるライドシェアの方が安心できます。

それなのになんか色々こねくり回した日本版ライドシェアはこれぞ正しく『オッサン』による魔改造ですw

それにサービスは市場によって評価されるモノです。
タクシーが価値のあるモノをちゃんと提供すればライドシェアより高くても選ばれますし、ライドシェアが怖いと思う人は乗らなければ良いだけです。
それを古い価値観で、またノイジーマイノリティの声を真に受けて魔改造してしまうあたりが日本の悲哀というほかありませんし成長を阻害しています。

必要な対策とスタンスを作る

そのままライドシェアの話でいきますが、行政がするべきはライドシェアのトラブルに対して必要があれば法改正。それだけです。
そうする事でみんなハッピーです。
タクシー業界に対しては更に価値を高めるために場合によっては資金援助したり、違う業種への移行に補助したりするのが正常だと思います。
商売として当たり前の努力をしたり、今乗り換えるなら手を貸すよという話です。そのあたりの優遇はあって良いと思います。

次にもう一つ。
少しノイジーマイノリティの話も出ましたが、この辺りも『日本はこう進むんだ』と示してノイジーマイノリティの言葉を鵜呑みにしない。
正しい批判は受け止める。ただ決断は行政がする。
事業の隆盛は市場が決めると全体のスタンスや空気作りをする事が行政の仕事と思います。

社会をどんな空気感の流れる場所にしたいのか。
ノイジーマイノリティが跋扈する殺伐とした空気感がいいのか、皆が生き生きとした優しさ溢れる社会にしたいのか。
批判が簡単に届いてしまう現代だからこそ、社会の空気を作るのは行政にしか出来ない仕事だと思いますしそれでこそプレイヤーである国民や企業は生き生きと頑張れるんだと思います。

なんか思うまま色々書いちゃいましたが、書き出したらキリがないので今回はこの辺で終わります。
それではまた。

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