FIFAワールドカップ2022の日本対クロアチア戦について思ったいくつかのこと

現地時間の12月5日(月)、FIFAワールドカップ2022年の決勝トーナメントとして日本対クロアチア戦が行われ、延長戦後のPK戦の結果、3ゴールを決めたクロアチアが1ゴールの日本に勝利しました。

大会に出場して7回目にして初の8強を目指した日本ではあったものの、前回大会で準優勝したクロアチアに屈した形になったとはいえ、1点を先制した後に追いつかれても逆転を許さず、延長戦までの120分間を戦い抜いたことは、強豪に対して一歩も引かなかったことを示しています。

もちろん、前半で先制しながら後半で同点にされたことや、PK戦の精度の問題など、日本代表が改善すべき点は少なくないかも知れません。

それでも、前回大会で2点を得ながら逆転されて8強入りを逃したベルギー戦を考えれば、この間の日本代表の粘り強い試合運びには目を見張るものがあります。

また、パスの成功率やオフサイドの回数などでクロアチアに劣ったことが最終的な敗戦に繋がったと考えることが出来ますから、細部の彫琢に課題が残ったととも言えるでしょう。

しかし、今回の日本代表が史上最も「8強」に近づいたことは間違いありません。

それだけに、最後まで勝利を目指して持てる力を発揮した両代表の選手たちを讃えるとともに、次回大会への新たな一歩を踏み出さ板日本代表の今後の一層の活躍を願います。

<Executive Summary>
Miscellaneous Impressions for the Game between Japan and Croatia (Yusuke Suzumura)

The round of 16 match for the FIFA World Cup 2022 between Japan and Croatia was held and the latter advanced to the quarterfinals. On this occasion I express miscellaneous impressions for the game.

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