FIFAワールドカップ2022の最終順位を見て思ったいくつかのこと

現地時間の12月18日(日)にFIFAワールドカップカタール大会が終了したことを受けて、国際サッカー連盟(FIFA)が大会の最終順位を発表しました。

その結果、日本は決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末に敗退したものの、PK戦は引き分け扱いとなるため、1次リーグを含む通算成績は2勝1敗1分けとなり、最終順位は9位となりました[1]。

今大会では決勝トーナメントに16代表が進出し、日本は8強入りを逃したものの、1回戦で敗退した8代表中で最上位となったことが分かります。

日本が9位になったのは2002年の日韓大会と、2010年の南アフリカ大会に続いて3回目です。

大会前、日本代表が初の8強入りを目標として掲げたのは周知の通りです。

残念ながら今回は目標を達成することは出来ず、12年ぶり3回目の9位で大会を終えたことは、優勝以外は2位であろうと16位であろうと意味がないという考えに従うなら、大きな意味は持たないでしょう。

それでも、日本代表の選手たちが所期の目標の実現に邁進した結果、過去2回以上に8強に近づいたと言えます。

それだけに、次回も本大会に出場し、新たな目標を達成することが期待されます。

[1]日本の最終順位は9位. 朝日新聞, 2022年12月20日朝刊16面.

<Executive Summary>
Miscellaneous Impressions for the Final Results of the FIFA World Cup 2022 (Yusuke Suzumura)

The FIFA announces the final result of the FIFA World Cup 2022 and Japan is the 9th place. On this occasion I express miscellaneous impressions for the result.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?