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芸術批評

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#毎日更新

『クラシックの迷宮』の特集「ロックとクラシック」が見つけた「宝の山」

本日NHK FMで放送された『クラシックの迷宮』は「ロックとクラシック」と題して特集が組まれま…

鈴村裕輔
3日前
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NHK交響楽団第2014回定期公演

昨日、NHKホールにおいてNHK交響楽団の第2014回定期公演が行われ、NHK FMの実況中継で鑑賞しま…

鈴村裕輔
10日前
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NHK交響楽団第2013回定期公演

去る6月8日(土)、9日(日)にNHKホールにおいてNHK交響楽団の第2013回定期公演が行われ、昨…

鈴村裕輔
11日前
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ヴィクター・ハーバートの米国の音楽界の発展への寄与を示した『クラシックの迷宮』の…

本日NHK FMで放送された『クラシックの迷宮』は、今年5月26日に没後100年を迎えたヴィクター・…

鈴村裕輔
2週間前
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NHK交響楽団第2012回定期公演

去る5月22日(水)、23日(木)、サントリーホールにおいてNHK交響楽団の第2012回定期公演が行…

鈴村裕輔
3週間前
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「ローゼンストック-齋藤秀雄-小澤征爾」という興味深い指揮者の系譜学の試みとなっ…

本日の『クラシックの迷宮』は5月11日(土)から始まった特集「小澤征爾研究」の第3回目で、「…

鈴村裕輔
1か月前
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豊増昇を通して音楽史の中に小澤征爾さんを位置付けることに成功した『クラシックの迷宮』の特集「小澤征爾研究(2)」

本日NHK FMで放送された『クラシックの迷宮』は先週から始まった「小澤征爾研究」の第2回目として豊増昇が取り上げられました。 2015年に小澤征爾さんが評伝『ピアノの巨人 豊増昇』(小澤昔ばなし研究所)を兄の小澤幹雄さんとの共著で刊行したことでその事績や小澤さんが指揮者となる契機を与えた重要な存在であることは知られているものの、ピアノ奏者としての活躍については半ば忘れ去られた存在とも言えるのが豊増昇です。 そのような豊増昇を取り上げるのは、単にピアノ奏者を目指していた少

NHK交響楽団第2011回定期公演

本日、NHK交響楽団の第2011回定期公演を鑑賞しました。会場はNHKホールでした。 今回はメンデ…

鈴村裕輔
1か月前
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NHK交響楽団第2010回定期公演

去る5月11日(土)、12日(日)、NHKホールにおいてNHK交響楽団の第2010回定期公演が行われ、…

鈴村裕輔
1か月前
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NHK交響楽団第2009回定期公演

去る4月24日(水)と25日(木)にサントリーホールにおいてNHK交響楽団の第2009回定期公演が行…

鈴村裕輔
1か月前
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『クラシックの迷宮』の「小澤征爾研究」第1回目が示す「小澤開作を通してみる小澤征…

今日のNHK FMの『クラシックの迷宮』は「小澤征爾研究(1)小澤征爾と小澤開作」と題し、今年2月…

鈴村裕輔
1か月前
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『クラシックの迷宮』の特集「指揮者・井上道義の世界」が示唆する井上道義の特徴と後…

今日放送されたNHK FMの『クラシックの迷宮』は、2024年12月31日をもって指揮者を引退すること…

鈴村裕輔
1か月前
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『クラシックの迷宮』が示すヘンリー・マンシーニの多層的な音楽のあり方

昨日放送されたNHK FMの『クラシックの迷宮』は、作曲家のヘンリー・マンシーニが4月16日(火…

鈴村裕輔
2か月前
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NHK交響楽団第2008回定期公演

昨日と本日、NHKホールにおいてNHK交響楽団の第2008回定期公演が行われ、私は本日の公演を鑑賞しました。 今回はブルックナーの生誕200年記念として、交響曲第7番が演奏されました。指揮はクリストフ・エッシェンバッハでした。 緩やかな構えから無駄な力を省いたエッシェンバッハの指揮は一見すると軽やかなものです。 しかし、厚みのある低音が綿密に練習を行ってきた成果と相俟って作品の持つ晦渋さと朗らかさとを調和させることに成功しました。 第1楽章のホルンや第3楽章のトランペ